■タブレットは大別して4種類あります。
スマホをiPhoneにするか、Androidにするかと同様に、タブレット選びでも
iPadにするかAndroidのタブレットにするかという選択があります。
タブレット選びをより複雑にするのは、これの2種類に加え、アマゾンの
キンドルファイアとWindowsタブレットがあり、大別して4種類あります。
この中で、iPadはアップルが、キンドルファイアはアマゾンが開発し
販売していることから、タブレットの選択はその製品のラインアップの中から
好みの1台を選ぶことになります。
一方で、AndroidのタブレットとWindowsタブレットは、世界中の
メーカーが販売しているので数が多く、全部を調べて比較することは
できますけれど、かなり困難になっています。
反面、多くのメーカーが参入している分だけ、価格競争は激しく
値段は全般に安いと言えます。
じゃぁ、アップルやアマゾンのタブレットが高いかというと、
そういうことはありません。ブランドの分だけアップル製品は高いと
いうことは言えると思いますが、
iPadと同じくらいの性能のAndroidタブレットを捜すと、決して
iPadが格段に高いとは言えないのです。
性能、使い勝手、値段、価格性能比、ブランドの好き嫌いなどを
加味して、1台のタブレットは決められると思います。
■iPadかAndroidのタブレットか?
4種類のタブレットのうち、2強と言えるのはiPadとAndroidタブレットです。
両者は、使えるアプリも同じ程度に揃っており、機能面での優劣もほとんど
なくなってきました。
数年前ならiPadが圧倒的に使いやすかったのですが、Androidは着実に
改良を重ね、以前のように動作が不安定だったり、動きが遅いといった
批判は当たらなくなってきました。
ウェブで検索したり、地図で行き先を調べる、アプリを使って楽しむ、
映画や動画を観る、といった一連のタブレットの楽しみ方で、
iPadかAndroidのどちらかがすぐれるということはなくなったと思って良いです。
使い勝手や性能面での違いがなくなった今、
両者の違いは、次の点だと考えて良いと思います。
○アップル製品の方がブランド力があり、タブレットの品質も良いが、
その分値段が高い。
○アップル製品は、iOSを最新にすることで最新機能にバージョンアップできます。
Androidは最新版へのバージョンアップはメーカー任せになりますので、
小さなバージョンアップはされても、大きなバージョンアップはされにくい。
アップルが高いものしかないというのも正しくはありません。
iPad miniなどは2万円台でありますし、お手軽なモデルも存在します。
また、Androidはグーグルの端末は、例外的にバージョンアップが続きます。
なぜなら、グーグルはAndroidの開発元だからです。
タブレットの選び方の概要はおわかりになりましたか?