■Windows10タブレットを利用する人はビジネスパーソン?
Windows10の発表後、たくさんのWindowsタブレットが登場しています。
Windowsは、Windows8以降は従来のWindowsに加え、
タブレット機能も付加しています。
マイクロソフトは、タブレットではアップルやグーグルに大きく出遅れており、
その遅れを取り戻そうと必死です。
これで、タブレットの選択肢は、
アップルのiPad、グーグルが主導するAndroidタブレット、
アマゾンのKindle Fire、そしてマイクロソフトのWindows10となりました。
さて、このWindowsタブレットは本当に役立つのでしょうか?
そして誰にとって利用価値があるのでしょうか?
それを検証するためには3つのツボがあります。
■ ツボ1:Windowsはタブレットとしてのアプリがまだまだ少ない
タブレットとして使う場合に一番重要なのは、アプリの数です。
アプリとは、タブレットにダウンロードして使うゲームや便利機能を提供する
仕組みのことですが、このアプリが少ないとやりたいことができません。
特に、iPadやAndroidタブレットでヒットしているアプリなのに、
WindowsタブレットやKindle Fireではアプリがないということも
結構あります。
その数では、Windowsは一番出遅れて数が少ないのです。
なにせ、一番最初にiPadが提供されてからすでに5年が経過しています。
その間に開発されて改良されてきた膨大な数のアプリには、
パソコンで世界を席巻したWindowsといえどもすぐには追いつけません。
LINEやフェイスブックなどの有名なアプリはいいとしても、
iPadやAndroidタブレットで遊べるゲームや便利アプリが必ずしも使えるとは
言えないのです。
Windowsタブレットを選ぶときは、このことを一番に心得ておくことが必要です。
■ ツボ2:Windowsタブレットは、Windowsが使いたいことが第一
Windowsタブレットを使いたい最大の理由は、Windowsを使いたい
ことでしょう。ビジネスマンであれば、今でもWindowsのノートパソコンを
持ち歩くことは必要です。
ビジネスの世界で言えば、いまだに主流はWindowsと言えるからです。
そういうひとが、いくらタブレットが便利だと言っても、
パソコンとタブレットを持ち歩くのは余りにも不便です。
そういう人にとって、Windowsが使え、ときどきタブレットも使える
Windows10を持つというのはというのは便利かもしれません。
ただ、仕事用と個人用は明確にわけておかないと、仮にアカウントを
共用するなどすれば、個人の書き込みが会社に知られるなど不都合があります。
ですので、多くの倍委Windowsのタブレット機能は余り使わず、
自分が持っているスマホやタブレットを使う音になるのではないでしょうか?
(つづく)
タブレットになるキーボード付きのWindowsの意外な弱点
タブレットにキーボードが付けば便利ってワケじゃないんですね。