■進研ゼミのタブレットはタブレットとして利用可能?
進研ゼミのチャレンジタッチに加入すると、タブレットが無料でもらえます。
タブレットだけで勉強するか、紙だけで勉強するか、両方使って勉強するかは、
選択できます。
タブレットを使って勉強する場合は、タブレットが学習を支えてくれます。
そして、その日の学習の進捗や回答率が保護者のスマホに送られてくるので、
日々の進度もよくわかります。
そのタブレットですが、中身はアンドロイドです。
それなら、通常のタブレットとして使えるのか?
ということが気になるところでしょう。
そして、子どもがそのまま使っても問題ないのか、
ということも気になる点です。
その点について解説しましょう。
■チャレンジタブレットは、標準的なタブレットです。
チャレンジタブレットの中身はアンドロイドです。
アンドロイドは、グーグルが開発したスマホやタブレットのことで、
iPadを除くタブレットが採用している動作の仕組みです。
チャレンジタブレットには、親モード・子モードというものが
存在し、子モードでは使用が制限することができます。
これにより、子どもが勝手に何でもできる状態を防ぐことができます。
一方、親がアプリをインストールすれば、通常のタブレット
同じようにアプリを使うことができます。
その点で、通常のタブレットと同じように使えます。
アプリがインストールできる保存領域は16GBと、
一般的なタブレットと同じ要領を確保しています。
その点でも十分な性能を持っていると言えます。
■チャレンジタブレットにはWi-Fiのインターネット回線が必須です
チャレンジタブレットを使うためには、Wi-Fi環境が必要です。
自宅にインターネット回線があり無線LANルーターの設置をしている
場合、使用上の制約はほとんどありません。
インターネット回線を引いているが無線LANルーターが設置されていない
場合は、無線LANルーターの設置が必要です。
これには、自分で設置する方法とインターネットプロバイダの
無線LANサービスを利用する方法とあります。
自宅にインターネットの回線がない場合は、インターネット回線を
用意することが必要です。
インターネット回線を契約しても、無線LANの設置が必要ですから、
その両方を簡単に実現する、モバイルルーターを契約するのが最もお手軽な
方法でしょう。
モバイルルーターとしては、ワイモバイルやWiMAXがあります。
これらは月額3,000円ほどから利用できます。
無線LANルーターやモバイルルーターを使うと、
チャレンジタブレットだけでなく、パソコンや他のタブレットも
インターネットに接続することができます。
モバイルルーターを設置する場合は、スマホがあればスマホで契約し、
数日後に自宅に届き、すぐにチャレンジタブレットをインターネットに
接続することができます。
このようにモバイルルータであれば設置が簡単で、すぐにチャレンジ
タブレットを使った学習が始められます。
■タブレットに惹かれないようにしましょう
ただ、注意が必要なのは、チャレンジタッチはまだ教材が少なくて、
利用者から不満が出ているようです。
紙の教材に解説を書くのと、タブレットで勉強できるアプリに
するのでは、タブレットの方が圧倒的に労力がかかります。
その点で、教材が足りないのも想像されます。
教材は徐々に増えていくものと思いますが、今すぐはなかなか
増えないでしょう。あまりタブレットを使いたいという子どもの要望に
引っ張られすぎないようにした方が良さそうです。
チャレンジタブレットを解約したあと、アンドロイドタブレットとして
使用できますが、実質無料で手に入るには6ヶ月の利用が必要です。
そのことも踏まえて考えた方が良いでしょう。