■携帯電話大手は3社横並びの料金体系で特徴なし
今月auが月額2,700円で話し放題のプランを1,700円でできるプランを発表しました。
2,700円が1,700円になるのかと期待して見てみたら、そうではなくて新プランの追加です。
新プランということは、単なる値下げではないだろうな…と思いつつ調べてみました。
よくよく話しを聞いてみると、お得感全くなしの、誰のためのプランかわからない
ような内容です。通話が少なくて、通話し放題の2,700円がムダだと感じている多くの人は、
これで1,000円安くなると期待したかもしれませんが、がっかりさせる結果です。
しかも、その後ドコモ・ソフトバンクともに、この使えないプランを発表しましたので、
これまた3社横並びの状態となりました。
さて、このプラン、何が使えないのでしょうか?
■新プランの問題点はデータ通信量が5GBからしか契約できないところ
新プランの名称は、
ドコモ:「カケホーダイライト」
au:「スーパーカケホ」
ソフトバンク:「スマ放題ライト」
です。
そして、このプランの特長は3つです。
- 月額料金が2,700円から1,700円になった
- 5分以内の通話なら通話し放題である(2,700円だと通話時間に制限なし)
- データ通信量の契約は5GBから(2GBは選べない)
5分以内の通話なら通話し放題というのは、実質的にどうかなやましいところですが、
元友と電話が少ないユーザーには欠点とはならないかもしれません。
めったにかけないから、安くなる方が魅力でしょう。
これによって、月額1,000円は値下げになります。
ですが、データ通信量が「5GB」からしか選べないため「2GB」を選んでいる人は、
「5GB」にすることで1,500円通話料が上がります。
つまり、通話で1,000円下がり、データ通信量で1,500円上がり、
結果として、500円上がる計算です。
このプラン、誰が使うのでしょうか?
■新プランは5GB以上の契約をしている人には意味がある
今回発表された新プランは、データ量をたくさん使う人で、通話をしない人は
このブランを選択する可能性があり、そのとき料金は1,000円分お値下げできます。
ただ、5分以上話すと追加料金が発生するので、ちょっとイヤですね。
一方、通話料金もデータ通信量も少なくして、安くスマホを使いたい人には
全く期待に添わないプランです。
残念ですね。
結局、大手での携帯電話会社ではスマホの料金は安くなりそうにありません。
スマホを安く使いたい人は、格安スマホか格安SIMに乗り換えるしか
手はなさそうです。
格安に乗り換えるにはどうしたらよいか、下記の記事をご覧いただくと
何かヒントを得られると思います。良かったらご覧ください。
料金を下げる | 〜コンシエ〜 スマホの使い方をおすすめ 自分に役立つ活用法
スマホの料金を下げてお得に使うための記事はこちらをご覧ください。