記事の内容
格安スマホで契約できるデータ通信量は1GBから
格安スマホでスマホの契約や格安SIMの契約をするとき、1ヶ月当たりのスマホのデータ通信量の最小は1GBが多いです。
最低が2GBや3GBの格安スマホもありますが、最小は1GBです。
数は少ないながらも0.5GBの契約ができるSIMも存在します。
ただ、こちらはほとんど目玉商品的な位置づけで、契約しても実質すぐに使い切ってしまうほどの少量です。
最低でも1GB以上を確保するようにしましょう。
1GBのデータ通信量でやっていけるか?
では、1GBで契約した場合、スマホとして十分使えるでしょうか?
答えは、「使い方によりますが、1GBで済ますことは可能」となります。
具体的には、携帯電話会社の回線を使っているときには、なるべく大量のデータが発生することを抑えることが大切です。
大量のデータ通信が必要なときは、Wi-Fiに接続してからスマホを使うと良いのです。
なぜかというと、Wi-Fiに接続している間は、携帯電話会社と契約しているデータ量はまったく減らないからです。
これがスマホのデータ量を少なくする上で、スマホをWi-Fiに接続して使うことはとても大事なことなのです。
1GBに抑えるにはどういうことに気をつければ良いか、このあと具体的に説明しますね。
そして、その使い方が許容範囲なら1GBで契約すれば良いでしょうし、不足しそうならばもう少し余裕を見たデータ量の契約にしたら良いと思います。
スマホは勝手にインターネットに接続してしまうと心得る
スマホのデータ通信量はどうやって発生するかというと、スマホがインターネットを経由してどのくらいデータのやりとりをしたかによります。
データのやりとりが発生する操作というのは、「データを取得しています…」というようなメッセージや表示がされるときを除いて、ほとんどの場合利用者にはわかりません。
それでも、例を挙げて言うと次のような時にはデータ通信量が発生しています。
- グーグルやヤフーで検索する
- 検索した結果から読みたいページを開く
- LINEやフェイスブックにメッセージを見たり投稿する
- ユーチューブの動画を見る(★)
- パズドラをする(★)
- アマゾンや楽天で買い物をする
- AppストアやGoogle Playでアプリを買う
- アプリを更新する(★)
- iOSやアンドロイドのバージョンアップをする(★)
これらはすべてデータのやりとりが発生します。
その中でもデータ量が多いものに(★)を付けました。
インターネットに接続する場合の例と言いましたが、スマホではほとんどのアプリがインターネット接続を必要とします。
しかし、インターネットアクセスは目に見えないのでなかなかわかりません。
データ通信量を消費する動画とゲームに気をつける
データ通信量の多いものを具体的に説明しますね。
動画
動画は再生する動画の大きさ長さ、画質にもよりますが、使用するデータ量はメッセージや写真より圧倒的に大きいです。
仮に動画をHD画質(高画質)で見る場合、伝送速度は2Mbps程度が必要と言われています。
これは、1秒間に0.25MBの量で4秒の動画再生で1MB(メガバイト)必要ということです。
月のデータ通信量が1GB(ギガバイト)の場合、動画はどれだけ見ることができるかというと、1GBは1024MBですので1024*4秒=4096秒となります。
4096秒 = 約68分です。
1時間強動画を見ると1GBはなくなってしまいます。
短いですよね。
ゲーム
意外にデータ量が必要なのがゲームです。
ゲームの進行はインターネット上にあるゲーム用サーバーの指示によって行われるものが多く、ゲームのデータを受信しながらゲームが進みます。
その結果、ゲームを進めるには多くの画面用のデータを受け取る必要がありデータ量を必要とします。
高画質なゲームであればあるほど、データ通信量は多くなる傾向にあります。
一緒にゲームをしている人がどんな行動をしたかも逐一サーバーに送らそれが自分のゲームに反映されます。
しかも、ゲームを長時間続けることが多いので、意外に大量のデータを使い込んでしまいます。
ポケモンGOをやってみるとわかりますが、やる量によって1日200MBや300MBはすぐ飛んでいきます。
1ヶ月遊ぶと、300MB x 30日 = 6000MB、つまり6GBも必要になります。
ゲームだけでこれだけ必要です。
OSやアンドロイドのバージョンアップ
iPhoneやAndroidのバージョンアップの時にダウンロードするデータ量が大きいときがあります。
それから、iOSやアンドロイドのバージョンアップは頻度は高くないのですが、iPhoneでは時に1GBくらいのこともあります。
これは本当に要注意です。
このようなバージョンアップは急を要しませんので、iOSとアンドロイドの自動更新をしないようにしておくことが必要です。
最近ではモバイル通信(Wi-Fiに接続していない状態)ではバージョンアップでできないようになっていますので、問題は発生しにくくなっています。
アプリの購入と更新
アプリの更新はちょくちょく通知されますが、これも要注意です。
アプリを更新するというのは、アプリをダウンロードして更新することになるので、アプリをたくさん持っていればその分更新に必要なデータ量も多くなるのです。
ですので、アプリの購入や更新もWi-Fi環境でやりましょう。
1つのアプリは数10MBですが、アプリの更新の頻度は多いので、同じアプリでも月に何回も更新され、その都度データ量を消費していくことになります。
アプリの自動更新は利用せずに、Wi-Fi接続時に手動で更新するように設定しましょう。
アプリの更新をWi-Fiだけに限定する
アプリの自動更新はWi-Fi接続時だけ、という風に設定する方法をご紹介します。
アプリを自動更新しない設定についてはこちらをご覧ください。
自動更新をやめてデータ通信量を減らす設定
アプリの更新デーは意外と大きいです。
こちらの記事で解説しています。
アプリの更新のデータ量は意外と大きい
データ通信量を抑制する3つの方法【まとめ】
これらのデータ通信量の多いものは、スマホが携帯電話の回線に接続しているときは極力使わない、という作戦になります。
つまり、スマホがWi-Fiに接続しているときであれば、携帯電話会社の回線を使わないので、データ通信量として加算されないのです。
次のことに気をつけることでデータ通信量を少なくすることができ、月1GBのデータ通信量でもやっていくことができるようになります。
Wi-Fi環境がないところでやってはいけないこと
- 動画の再生
- iOSやアンドロイドのバージョンアップ
- アプリの購入と更新
なるべくWi-Fi環境でした方が良いもの
- ゲーム
Wi-Fiを上手に設置する方法は
こちらの記事をご覧ください。
スマホのネットはWi-Fiで速くなる
コメント