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通信量の繰り越し〜ドコモ編 端数切り捨てが大きすぎる欠点

スマホのデータ繰り越し、携帯電話会社によって最大1000倍も違う


■使い切れなかったデータを翌月まで繰り越せるのが嬉しい

スマホを契約している人は1ヶ月に使える上限のデータ量が
決まっています。データ量を多くすればするほど、月額料金は
高くなります。

できるだけ必要量に合わせた量にしておいて、何とかその中に収める
ように使っていくことが料金を下げるコツです。
データ量を抑えるためには、Wi-Fiを活用することも有効です。

しかし、データ量というのは目に見えないため、容量を制御しながら
使っていくことは実際にはなかなかうまくいきません。
制御しようとすると、使える量よりかなり少なめにしか使えないものです。

そうするとどうしても毎月データ量は最大まで使い切れずに
余らしてしまうことになります。それなのに、別の月はデータ量を多く
使って上限を超えてしまうと、速度制限に引っかかって

スマホの動作がとても遅くなってしまいます。
この速度制限を解除するには、追加料金を払わないいけません。
安くたって0.5GBで500円ほどしますから、とてもばからしいのです。

かといって、低速なスピードで我慢するもやりきれません。
先月余ったのに、なんで今月足りない分はお金を払わないと
いけないんだ!なんて不満につながります。

それに対して、ドコモは余ったデータ量の翌月繰り越しをしています。


■余ったデータを翌月に繰り越して使える

(クリックすると拡大します)
データ繰り越しは、auが一番お得、ドコモは切り捨てが大きい

ドコモでは、今月使い切れなかったデータを翌月に繰り越して使える
ようになりました。これによって、翌月は契約している上限よりも
多くのデータ量を使うことができます。

通常は上限まで使い切れないことが多いですので、翌月繰り越しが
できるのであれば、最初の1ヶ月だけは契約通りの上限ですが、
2ヶ月目以降は繰り越し分を含めたデータ量が上限になります。

毎月契約の量を使い切ることはあまりないと思います。
なぜなら、ぎりぎりまで使うと速度制限にならないか気にしながら
使うことになるからです。

ですから、実際の契約料は自分が普段使う平均的な量にしておけば、
繰り越し分を含めて考えれば少し多めになって足りるようになるのです。

そうやって月のデータ量を少ない契約にした分だけ、月額料金を下げる
ことができます。だだし、ドコモの繰り越しがダメなところは、
1GB単位の繰り越ししかできないところです。

1GBというととても大きな容量ですが、その単位でしか繰り越し
できないんじゃ、結構大きな端数が繰り越しできないことに
なってしまいます。

これは本当に残念な仕様というかヒドイ仕様です。
速くMB単位になるように改善して欲しいところです。

最近はドコモだけでなく、格安スマホでも翌月繰り越しができるように
なっています。

IIJ mio、DMMモバイル、mineoなどが翌月まで繰り越しできます。
こちらは、1MB単位での繰り越しができます。
繰り越しの単位でいうと、ドコモの1/1000の細かさです。

この繰り越しが本当の意味の繰り越しですね。
繰り越し分は結構馬鹿になりませんから、この分も考慮に入れて
月何GBの契約をするか決める必要があります。

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