■iPhoneのバッテリは十分に長持ちする
iPhoneのバッテリの持ちはどのくらいでしょうか?
使い方に依存するので、一概には言えません。
一時、フェイスブックなどのSNS系のアプリを開いていると、位置情報を常に
取得することや新着の投稿がないかインターネットを経由してサーバーに
調べに行くために、バッテリの消費が激しい時期もありました。
ただ、それの多くの問題はiOSのバージョンアップで解消されています。
iPhoneの設定次第でバッテリの持ち時間はかなり変わるのです。
では、iPhoneのバッテリを長持ちさせる設定の代表的なものを見ましょう。
■画面の輝度を下げる
iPhoneに限らず、スマホで最もバッテリを消費すると言えるのが、
液晶画面のバックライトです。特に、画面の明るさを「自動」で設定している場合、
野外のような明るいところで使用するときは、輝度が高くなります。
周りが明るい分だけ、液晶画面も明るくしないと見えないからです。
この画面の輝度を低めに設定することで、バッテリの消費は大きく違ってきます。
必要以上に暗くすることはないですが、この明るさでバッテリを長くもたせられると
思うと少々暗くてもいい場面はあるでしょう。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさの自動調節」
これを解除して、画面を暗めに設定します。
■アプリのバックグラウンド更新を止める
iPhoneにでは同時に複数のアプリが動作します。
その際、画面に出ていないアプリも、実は頻繁にインターネットに
アクセスしてデータを取得しています。
実際は画面を切り替えてアプリが前面に来たときにしか見ることができませんが、
バックグラウンドで更新しておけば、表示が速くなります。
ただ、バックグラウンド更新をオンにしておくと、更新のために
ムダなバッテリを使います。
iOSでは、これをオフに設定できます。
「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオフにする
■Appの自動ダウンロードを停止する
iPhoneでは、アプリの状態を最新にするために、アプリの自動更新が行われる
ようになっています。しかし、アプリの更新は頻繁に行われ、都度ダウンロードして
更新することになります。
そのため、ダウンロードも交信もバッテリを消費します。
特にiOSの新版が出た時期は、アプリの更新が頻繁です。これらのアプリの更新は
自宅に帰って手動で実施すれば良いでしょう。
ですので、アプリの自動更新は止めましょう。
「設定」→「App StoreとiTunes Sotre」→「自動ダウンロード」のしたにある
アプリの設定をすべてオフにする。
■設定で解決できることは効果はあるが限定的と心得る
ただ、そのような設定によっても、実際に画面を使う時間が長時間にわたる場合は、
バッテリの減りが速い問題を解消することはできません。
1日の中で、iPhoneを使う時間が長いためにバッテリの減ってしまう人は、
予備のバッテリを買ったり、日中充電するなどの対策を取らないと
解決しないでしょう。