■ ブックマークすることの大事さ
ウエブブラウザでよく見に行くウエブページはブックマークしている
でしょうか?ブックマークとは、ウエブページのアドレス帳のような
もので、気に入ったウエブページのアドレスを記憶しておくものです。
この機能を使うと、一度見つけて気に入ったウエブページを忘れずに
すみます。
「そんなことしなくても検索すればまたすぐに見つかるよ」
と思うかもしれませんが、検索による順位はどんどん変わるので、
たとえ同じキーワードでも同じページが見つかるとは言えないのです。
また、そのウエブページを見つけたキーワードは、次に捜すときも
思い出せれば良いですが、キーワードが思いつかないとそのページには
たどり着けません。
さらに、開いたページのリンクをたどっていった場合は、あとで捜すのが
困難になります。
そのため自分にとって大事なウエブページのアドレスをきちんと
管理しておくことはとても大事なことです。
■パソコンのブックマークをスマホに持っていく
パソコンのブラウザで多くのブックマークを持っている人は、
スマホやタブレットを使い始めて、使い慣れたブックマークが
なくて不便に感じることも多いでしょう。
パソコンのブックマークを再度スマホで一から作ろうとしたら、
とてもたいへんな作業になります。というのは、ブックマーク
されているアドレスは結構長くて複雑だからです。
ウエブサイトの代表アドレスであればシンプルですが、
実際はその中にある大量の記事の1つであることが多く、
その場合、そのアドレスは長い番号が付いていたり、
日付情報が入っていたりまちまちなのです。
それをパソコンの画面を見ながらスマホで打ち直す…なんて
非現実的ですね。そんなときに役立つのが、パソコンとスマホの
ブックマークの同期です。
■アップルSafariとグーグルChromeなら同期が簡単
○MacとiPhone/iPadでSafariブラウザを使っている場合
MacでSafariを使っていて、iPhoneやiPadでもSafariを使う場合、
アップルが提供するiCloudの同期機能を使います。
設定はいたって簡単です。
MacとiPhone/iPadの両方でiCloudをオンにして、
iCloudの設定中の対象アプリにあるSafariをオンにすれば、
あっという間にブックマークは同期されます。
以降、どれかの端末でブックマークを追加すれば、すぐに
他の端末にもブックマークが追加されます。
条件としては、端末が使っているiCloudのアカウントが
同じであることが必要です。
○グーグルChromeを使っている場合
グーグルChromeには、グーグルへのログインをすることで
ブックマークがサーバーに保存され、同じアカウントでログインした
Chromeのブックマークと同期されます。
Androidでは、Chromeは標準で使えるようにはなっていない端末も
あるかもしれませんが、Google Playでダウンロードして使えます。
パソコンでインターネットエクスプローラーを使っていて、
そこにブックマークがたくさんある人は、まずパソコンに
グーグルChromeをインストールしましょう。
最初の起動で、インターネットエクスプローラーのブックマークを
自動で取り込んでくれます。その後、Chromeの設定でグーグルに
ログインします。
こうすることで、以降スマホやタブレットのChromeでグーグルに
ログインすると、ブックマークが同期されます。
少し一手間かかりますが、これによって面倒なブックマークの
同期ができますので、ブックマークの一部を手で打ち込んだりする
よりもはるかに簡単にブックマークをスマホに取り込めるのです。