■大手の携帯電話は24ヶ月目が解約料なし
大手の携帯電話会社でスマホを契約した人は、ちょうど24ヶ月目が解約金なしで
他社に乗り換えることができます。
丸2年でやっと訪れる更新月を逃してしまうと、さらに2年間の契約は自動更新され、
次の24ヶ月目までに解約すると解約金が発生します。
これが2年縛りですね。
解約金は、大手携帯電話会社でほぼ同一で約1万円です。
これって小さくないですよね?
でも、この1万円に縛られるばかりに、高い月額料金を払うことにもなります。
実際、大手の携帯電話会社でスマホを持っていれば、月額7,000円以上でしょう。
もし格安スマホに切り替えると、端末代を入れても2,000円台から持つことが
できますので、月の差額は4,000円以上です。
解約料の1万円なんて、3ヶ月もすればおつりが来るのです。
となれば、何とか格安スマホに切り替えたいと考える人もいるでしょうが、
格安スマホは多すぎて選ぶのがたいへんですね…
■格安スマホのおすすめは?
格安スマホはたくさんありますが、どれを選ぶと良いでしょうか?
格安スマホには2種類あって、スマホ本隊も含めて買い換える方法と、
今のスマホを使いながら安い料金に切り替える方法です。
今、大手の携帯電話会社のスマホを持っている人は、2年以上前のモデルでしょうから、
そういう人は新しいスマホに買い換えるのが良いと思います。
というのは、ここのところスマホの性能向上が著しいからです。
特に「メモリ2GB」搭載のモデルが増えてきており、このモデルであれば
2年前のモデルに比べ性能の大幅向上が見込めます。
その上、価格も安く抑えられています。
端末代金を2年間の割賦払いにすると、月々1,500円ほどの上乗せが必要になります。
それでも格安スマホは料金が安いですので、月々の料金は2,000円台で
済ませることも可能です。
安さで戦闘を行くのが、DMMモバイルと楽天モバイルです。
その価格を見てみましょう。
イマイチ押しのZenfone2というモデルで比較します。
Zenfone2
DMMモバイル:2,336円/3,016円(通信量1GB、端末の記憶容量32GB)
2,576円/3,330円(通信量3GB、端末の記憶容量32GB ROM)
楽天モバイル:2,376円/3,076円(通信量3.1GB、端末の記憶容量16GB ROM)
2,511円/3,211円(通信量3.1GB、端末の記憶容量32GB ROM)
選べる端末に違いはありますが、同じモデルで比較すると、
数十円の違いしかありませんが、楽天モバイルの方が
わずかに安いという結果です。
ただし、楽天モバイルは3日間の通信制限がある点は注意が必要です。
直近3日間にデータ通信量を使いすぎると、インターネット速度が
ガクッと遅くなるという制限です。
■通話が多い人は格安スマホの選択は要注意です。
格安スマホは、通話した分だけお金がかかります。
大手の啓太電話のように、かけ放題とか、家族間はタダとか、そういった通話の
特典はほとんどありません。
その点では通話の多い人は注意が必要です。
通話をたくさんしたい人は、ワイモバイルを選択するのも良いでしょう。
ワイモバイルでは10分以内の通話なら月300回まで無料なのです、
月額料金は、MNPした場合で月額2,980円です。
通話料を考えたらこちらは安いといえるでしょう。
いくつか気をつけることはありますが、格安スマホに乗り換えると
スマホの料金は安く抑えられます。