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スマホの写真で住所がわかる? 安全対策にやるべきことは2つ

■個人情報は守る意識が重要です

昨今、個人情報の流出事件が多く、どうやって個人情報を守るのか、
といったことが取りざたされています。

ベネッセから大量の顧客情報が流出した事件、犯人はそこで働いて
いた派遣社員でした。
情報にアクセスできる数少ない人間の内部犯行だったわけです。

情報が高値で売買される時代ですので、欲に目がくらんだということ
でしょう。
この例は内部によるものですが、外部からのものが被害が一番大きいです。

外部からのものは、通常では見えないはずの顧客情報に外部から
アクセスされ盗まれるというものです。
インターネット上にはさまざまな個人情報が存在していて、

そのデータが外部からの侵入者によって盗まれるのです。
侵入者はインターネットを経由して侵入します。
そしてそこにある情報を盗んでいきます。

その中には、あなたのクレジットカード番号やログイン認証の
IDとパスワードが入っていることもあります。

この情報が悪用されると、お金が引き出されたり、
そのIDとパスワードから類推して、別のところにログインして
不正を働きます。

こういった個人情報が失われるのは保管側の重大な過失ですが、
あなたにもできることがあります。
それをいくつか紹介しましょう。

■自分で流出を防げる個人情報

スマホを使う上でさまざまなサイトでユーザー登録求められます。
ユーザー登録をしないで使いたいものですが、それはサービス側が
なかなか許してくれません。

そのとき、同じIDとパスワードを複数のサイトで兼用しないことです。
上に書いたように、ある1つのサービスからIDとパスワードが流出
すると、その犯人はその情報を別のサービスに対して使おうと試みます。

その結果うまくログインできると、そこから不正が始まります。
それを防ぐには、サイトごとに違うパスワードにするなどの
対処が必要です。

管理するのがたいへんですが、この意識で取り組むことが重要です。
それからもう一つ、写真などに付与されるGPS(位置情報)から
撮影場所がわかるという問題です。

たとえば、自宅で写真を撮って、それをSNSに投稿すると、
位置情報が付いていれば、撮影場所がわかります。
結果的に住所に変換することも可能です。

これは、スマホ上で位置情報を使うかどうかを設定することで
位置情報を付けないようにできます。
ただ、これは少々不便を伴います。

実際問題として、スマホの位置情報は地図アプリで現在地を
確認したいときや、地図を使った道案内にとても有効なのです。
だから位置情報を禁止すると、アプリの利用上不便になります。

それで、アプリ個別に設定することが必要です。
iPhoneでは、写真やLINEなどのアプリの単位で、位置情報尾
使えるのかどうか指定できます。

こうやって、写真から位置情報が流出するのを防ぎましょう。

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