■ 雑誌読み放題のdマガジンやキンドルアンリミテッドの魅力は安さ
雑誌の読み放題サービスが拡充しています。たくさんの雑誌を広く読みたい人や、マーケティングをやっている人、ブログのネタを探している人など、雑誌読み放題サービスを利用するメリットのある人も少なくありません。
以前からあるドコモのdマガジンは月額400円で約160誌が読めます。比較は難しいですがタブホでは約200誌が読めます。後発の楽天マガジンも200誌が読めるとうたっています。
そこに、キンドルアンリミテッドという、雑誌も書籍も読み放題になるサービスがアマゾンから登場しています。
それぞれのサービスは定額制ですが、読める雑誌の数やタイトルにはかなり違いがあります。
どれを選ぶにしても、自分が読みたい雑誌が入っていないことには意味がありません。
反対に、毎月買う雑誌が読み放題に含まれているなら、思い切って読み放題に切り替えてしまう方法もあります。
ただし、紙ではなく電子書籍の読み放題ですので、注意点があります。
■ 電子書籍の雑誌は、紙と全く同じではない
雑誌の読み放題サービスでは、紙で提供される従来の雑誌に比べ以下の点に違いがあります。
(1) 紙の誌面にはあるが電子書籍の雑誌には含まれないページや付録がある
(2) 読むことができる開始日に違いがある
(3) バックナンバーが読める期限がある
雑誌を持ち歩かなくてもいつでも読める、端末を選ばず読める、という電子書籍ならではのメリットの反面にある、「読み放題」の制約ということです。
買えば何百円もする雑誌が、dマガジンならわずか月額400円で好きなだけ読めますから、出版社は紙と全く同じ紙面を提供することが難しいという事情があります。
それぞれ解説しましょう。
(1) 紙の誌面にはあるが電子書籍の雑誌には含まれないページや付録がある
紙の雑誌に含まれる付録などはしょうがないとしても、誌面もすべて読めるわけではありません。
必ずしも全ページが読めるようにはなっていないので、自分に取ってのお気に入りの連載がある場合など、読みたいものが含まれているか注意が必要です。
どれが読めないかは説明がありませんので、実際に紙の雑誌と比べてみないとわかりません。
比較してみると、雑誌によりますが結構違いがあるものもあります。
主要な記事が読めれば良いのであれば良いですが、読みたい記事があるのであれば、網羅されているかどうか無料のお試し期間に確認が必要でしょう。
(2) 読むことができる開始日に違いがある
紙の雑誌の発売日よりも遅れて読めるようになる雑誌があります。
電子書籍だからこそ、本屋に届く前に読めたらいいのにと思うのですが、早く読めるどころか発売日より遅れてしか読めるようにならない雑誌もあるのです。
dマガジンで言えば、「日経ウーマン」などはその代表格です。
書店で最新号が発売されてから、相当後にならないと読めません。
こういった制約があることも知っておきましょう。
(3) バックナンバーが読める期限がある
dマガジンでは電子書籍が歓談に読める期間には決まりがあります。1年だったり3ヶ月だったり、雑誌によって違いがあります。
髪の雑誌であれば、バックナンバーは在庫がある限りお金を払って買うことになります。
ところが、電子書籍では電子化されていますから、いつの昔のものであろうと提供されていれば読むことができます。
ただ、ここには制限が付いていて、過去にさかのぼっていつのものでも読めるわけではないのです。
これによって、短期間の契約をして過去の記事をまとめて読んでしまうということを考えたとしても、それはちょっと難しいですね。
■ 総括すると、雑誌の電子書籍の使い勝手は悪くない
いろいろ長短はあるものの、雑誌の電子書籍は私はとても気に入っています。
あれこれ雑誌の記事をつまみ食いできるからです(笑)
それに、いちいち買いに行く必要もない、本屋で立ち読みする必要もない、欲しいページはさくっと切り取って保存できる、などのメリットを感じているからです。
他にも、簡単に拡大して読めますから、老眼の目にも優しく読みやすいというのもあります。
どの電子書籍サービスもお試し期間が1ヶ月ほどありますから、試してみるのも悪くないでしょう。
いずれのサービスも「解約は難しくない」です。
だから気楽に試してどんなものかを体験すると良いでしょう。