■何のアプリを作るかが問題だ
スマホの普及とともにアプリもたくさん登場してきています。
これまでなかったようなサービスもあれば、これまでのものを
より便利にしたものもあります。
それはすなわちアプリの開発をする人が増えているということです。
スマホのアプリのいいところは、作ってヒットすれば利益を得られる
ことでしょう。そのため個人の参加もとても多いのです。
売れる売れないはおいておいても、個人がそういうところに挑戦
するのは悪くないことです。
アプリの開発は、iOS用が先行していますが、端末の増加とともに
Android用も増えています。実際、有名どころのアプリでは、
iOSもAndroidも両方作ることがほとんどです。
ただ、両方作るのは必要なスキルも環境も違いますので、
個人が両方を追いかけるのは無理があるでしょう。
両者のアプリの違いは、作り方のルールをどこまで厳格に決めているかに
よります。細かいところまでルールを決めていて、そのためのツールを
提供しているのがiOSの特長と言えるでしょう。
洗練された環境でアプリを作りたいのなら、iOSアプリに挑戦するのは
いいことです。iOSのアプリを作るためにはMacが必要ですが、
どのMacを買えば良いでしょうか?
■iOSアプリの開発に必要な環境とは?
開発をする場合、大きな画面があった方が有利です。
よほど、出先でアプリの開発をしたいという人でない限り、
画面の大きなMacを買った方が良いでしょう。
具体的にいうと、iMacの21インチモデルなどはおすすめです。
必ずしもハイスペックのものは必要ないと思いますが、
iMacであればどれでも大丈夫です。
アプリの開発だけであれば、内蔵ハードディスクは500GBで
問題ないでしょう。
ただ、開発者にとってデータやコードの消失はとっても大きな
損失になりますので、バックアップをしっかりした方がが良いですね。
幸い、アップルにはタイムマシンというバックアップシステムが
標準で搭載されています。
タイムマシンとは、データの変更分を日々保存してくれる機能で、
USBもしくはThunderbolt対応のハードディスクを付けることで
利用できるようになります。
タイムマシンがあれば、いつでも過去の状態に戻れます。
ハードディスクを元に戻すというより、バックアップの中から
以前にバックアップしたファイルを持ってくることも簡単です。
これがあれば、万一ファイルを消してしまった場合や、
うっかり上書きしてしまった場合でも、タイムマシンを使って
復元することができるのです。
タイムマシンは、開発をする人だけでなく、日々ファイルを作る
人には有効な機能です。
ブログを書いた原稿も、説明用に作った資料も、ダウンロードした
ファイルも、インストールしたアプリも、すべて必要なときに
必要な状態に戻せるのです。
外付けのハードディスク1台あれば実現できるので安心です。