■Windowsタブレット、サーフェスの利点はキーボード
タブレットにとって、外付けの外部キーボードが欲しくなる場合は
少なからずあります。それは長い文章を打ちたいときです。
タブレット上のタッチパネルを使った入力では、
タブレットを横置きにすることで、通常のキーボード配列で
入力することができるようになります。
それでも、それほど高速に打っていけるわけではありません。
キーの感触がないために、指の位置がわかりづらいため
ブラインドタッチができないからです。
ブログを書きたいとか、フェイスブックでも少し長めの文章を書きたい、
仕事や友達のメールに返信したい、といったときなど、タブレット上の
キーボードではどうしても入力スピードに難ありなのです。
そういうときに、タブレットに外部キーボードを付けて入力できると、
かなり入力スピードは速くなります。
そういう背景もあって、タブレット用のキーボードはそこそこ
需要があるのです。
ただし、欠点もしっかりあります。
■ブルートゥースで無線接続するので便利である
タブレットにキーボードを接続するとき、Bluetoothという無線通信を
使って接続します。
無線接続なので、パソコンのようなUSBケーブルを使う必要はありません。
Macではブルートゥース接続のキーボードやマウスは標準的ですし、
Windowsでも利用できます。
ブルートゥースの最大のメリットは、無線でつながることです。
それにより、タブレットとキーボードは直接接続しなくても利用できるのです。
ただ、残念なことに、この無線接続の利便性が反面欠点にもなるのです。
■タブレットの入力方法は、キーボードの有無で変わる
タブレットで入力を外部キーボードにする時、難しい設定はなく
タブレットでブルートゥースをオンにした上で、キーボードとペアリングします。
ペアリングとは、ブルートゥースを使うときには必ず必要になる手順で、
どの機器とどの機器をブルートゥースで接続するのか、あらかじめ決める
作業なのです。
タブレットが外部キーボードに接続されたと認識すると、画面上の入力の動きが
少し変わります。
外部キーボードがないときは、画面上に入力キーが表示されますが、
外部キーボードがあるときは、その表示がなく外部キーボードからの入力が
そのまま画面に入力されるようになります。
これはある意味当たり前で、外部キーボードがあるのに、タッチパネルの
キーボードを表示すると画面が狭くなるので、これを表示しないことで
画面を開く使えるのです。
ところが反面、外部キーボードが接続されているとタブレットが認識している限り、
タブレット上で入力ができないのです。
つまり、外部キーボードを使わないのなら、次のどちらかの操作が必要です。
外部キーボードの電源を切る
タブレットでブルートゥースの接続を切る
他に、タブレットが外部キーボードと接続できないくらい離れたところで
使うという方法もあります。
■タブレットはキーボードを使うか、使わないか決めることが重要
このように、タブレットで外部キーボードを使ったり、使わなかったりの
切替をしないといけません。
その操作は、たいへんではないですが、キーボードを使ったり、タッチパネル
だけで操作するときに不便です。
キーボードを使うのか使わないのか、使い方をはっきりさせて使うのが良いです。
Windowsタブレットの場合は、それに加えアプリの多さや値段の高さも
考慮しましょう。
下記の記事も参考にしてください。
WindowsとAndroidのタブレット、比較すべきツボ
iPhoneやAndroidのアプリの多さは絶対的な魅力ですね。