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スマホが遅い原因
いつもよりスマホが遅いと感じるとき、原因はいくつか考えられます。
スマホは小さなパソコンですので、さまざまな原因でスピードは遅くなります。
次の3つが考えられます。
- スマホのメモリが足りない
- 記憶容量が足りない
- 速度制限にかかった
まずはこの3つの原因を疑いましょう。
(1)スマホのメモリが足りない
<スマホが遅い原因1> スマホを長く起動していてメモリが足りなくなってきた
スマホの動作速度を左右するものに、空きメモリがあります。
メモリの空きが多い方がたくさんのアプリを同時に動作させることができます。
スマホの動作の仕組みとして、長く使っていると、使うことのできない無駄メモリが発生してきて、実際に使用できる空きメモリが少なくなってきます。
こうなってくるとスマホの動作速度が遅くなってくるのです。
<対処法1>スマホを再起動する
こういうときは、スマホを再起動してあげると良くなることがあります。
再起動するとは、一旦電源を切り、再度電源を入れ直すのです。
単に画面を暗くするだけじゃなく、「電源オフ」の状態にした上で、再度起動するのです。
こうすることで、スマホのメモリは初期状態に戻るので、キビキビ動作するようになる可能性が高いのです。
(2)スマホの記憶容量が足りない
<スマホが遅い原因2>スマホの記憶容量が減って遅くなってきた
スマホの空きメモリとは別に、スマホには記憶容量が必要です。
記憶容量はスマホのアプリをダウンロードして使えるようにしたり、写真や動画などのデータを保管するために使用します。
そのほかにも、①で書いたような空きメモリが足りないときに、メモリを確保するために一時的に記憶容量を使用します。
そのとき記憶容量が少ないとメモリのやりくりがたいへんになって、動作が遅くなってしまうのです。
<対処法2>記憶容量の空きを増やす
これを回避するには、空き容量を増やします。
できることは次のことです。
- 不要なアプリを削除する
- 写真や動画データを削除する
- ダウンロードフォルダに入っている無駄なファイルを削除する
空きメモリが少なく、記憶容量の空きも少ないと、ダブルパンチでかなり動作速度が遅くなります。
格安スマホでも特に値段の安いスマホは、この両方がもともと少ないので、動作速度が低速になります。
今のスマホなら、メモリが4GB、保存容量は64GBは確保しましょう。
メモリと記憶容量のからスマホの買い換えかどうかを判断する方法はこちらで解説しています。
(3)速度制限にかかった
<スマホが遅い原因3>インターネットの通信速度が遅くなった
この3つめの原因は気づきにくいかもしれません。
昨日まで普通に使えていたのに、今日は遅いとか、この前までは普通だったのに、ここ数日極端に遅い、といったときは、速度制限にかかり通信速度が遅くなったことが原因の可能性が高いです。
通信速度が遅くなる際は、携帯電話会社よりメールで通知が来ていると思います。
まずは、そのメールが来ていないか確認すると良いです。
<対処法3>Wi-Fiを使うか速度制限の解除
速度制限になった場合の3つの対処法**
- Wi-Fi環境で使う
- 速度制限を解除する(有料)
- 契約の容量を増やす(月額費用が上がる)
速度制限は携帯電話の電波を使うときだけ影響があります。
速度制限にかかったとしても、Wi-Fiを使うと関係ありません。
ですので、自宅にWi-Fi環境があるなら、自宅に帰ってからWi-Fiに接続して使うようにしましょう。
もしくは、携帯電話会社が提供しているWi-FiスポットでもWi-Fiが使えます。
他には、たとえばセブンイレブンに行けばセブンイレブンが提供する「セブンスポット」に接続して無料でWi-Fiを利用することができます。
Wi-Fiが利用できる環境にない場合は、月末になって制限が解除されるまで我慢するか、お金を払ってパケットを買い速度制限を解除してもらうことになります。
契約しているサービスによりますが、解除にはパケットを購入することになります。
大手の携帯電話会社では、パケットは1GBで1,500円あるいは2,000円と高いので、実際にパケットを購入して速度制限を解除するかは悩むところかもしれません。
月末まで何日あるか計算して、解除するかガマンするか決めるのかもしれません。
使える容量を増やしたいのであれば、1段階大きな容量の契約にすることや、格安SIMに変えることを検討するとよいでしょう。
格安SIMならば、使える量が同じでも、大手携帯電話会社の料金の半額以下に抑えられます。
その分通信容量を増やしたとしても、安く上がるのです。
大手の大容量プランの解説はこちらでご覧になれます。
スマホの大容量通信の必要性見極め方
スマホのネットが遅くてイライラするのは防ぎたいですね。
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