■海外でそのまま国内のスマホを使うと1日3,000円かかる
スマホが身近な道具となってきて、手放せなくなればなるほど、
海外旅行に行ったときも手放したくはありません。
日頃から友達がSNSで発信しているのを見ていると、
自分が海外旅行に行ったときこそ、SNSで思いっきり
「シアワセ」を発信したいと思うのではないでしょうか。
それなのにそれなのに…
国内のスマホは海外では電波がないため使えないという
ダサすぎる衝撃の事実…
現地の携帯電話会社と提携しているため、
海外でも国内と同じようにスマホが使えるように
なってきたけれど、その費用がまた高いんです。
1日3,000円もかかります。
この3,000円は一日の上限額なので、これ以上かかることはありませんが、
これより安くすることは現実的にできません。
ある一定量までは従量制になっているのですが、
その容量はスマホのデータ使用量でいえば、おそらく数分程度で
なくなってしまう量です。
ですから、少しスマホを使えば、あっという間に1日3,000円が
飛んでいってしまうのです。
■現時で使えるモバイルルーターなら1日900円ほどから利用できる
それに代わる方法がモバイルルーターを使う方法です。
モバイルルーターとは、Wi-Fiで接続できる機器で、
現地の携帯電話会社の電波を使ってインターネット接続を可能にします。
現地で借りる方法もあるでしょうが、旅行先でその手続きをするのは
何かとたいへんです。渡航する国によって多少差はあれど、
国内で借りて持っていき、帰りに空港で返すというのが最も簡単でしょう。
この場合、1日900円ほどから利用できますので、
1日3,000円に比べればずいぶん気が楽です。
スマホを海外でそのまま使う方式に比べ、モバイルルーターを使う方式の場合は、
主として日本の携帯電話会社が提供するメールサービスや
その他の一部のサービスが使えなくなります。
日本携帯電話のメールが使えないといっても、
LINEやフェイスブック、ツイッターといったアプリは
全く問題なく使えます。
■現時で使えるモバイルルーターはお手軽だがバッテリに心配あり
もう一つ、モバイルルーター使用時の欠点は、バッテリーが長持ち
しないことです。どれだけ長く使えたとしても実質的には、
丸1日問題なく使えるとはいえない可能性があります。
こういうことに備え、モバイルルーターを使うときはこまめに
モバイルルーターの電源を切るのが良いでしょう。
■SIMロック解除すれば、現地のSIMを使える
最後の方法は、現地のSIMを使うことです。
現地もしくは渡航前に、渡航先で使える電話会社のSIMを購入して
スマホに挿して使うことです。
この最大のメリットは、スマホと一体型になりバッテリの持ちがスマホと
同じになることです。少なくとも、国内で使っているときと同じ程度の
バッテリの持ちが期待できます。
そのためには、スマホのSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除されていない場合は、スマホが利用できるSIMは
契約している携帯電話会社のものに限定されます。
これがSIMロックを解除する大きなメリットと言えます。