■スマホの文字入力は方式がいくつかある
スマホで文字入力する方法は、スマホを買ったときから
用意されています。
iPhoneではアップル製が、Androidでは機種によって異なります。
スマホでの日本語入力方法のうち、フリック入力という
高速に入力する方法は、タッチパネルの入力の欠点を解決する
画期的な方法です。
この方式を発明した人は誰か知りませんが、最初に搭載されたのは
アップルのiPhoneなので、アップルなのかもしれません。
■iOS7からiPhoneも入力方式を自由に選べるようになった
iPhoneはiOSのバージョンアップとともに、入力システムも
更新されてきましたが、iPhoneの登場以降長らく入力方式は
iOSに搭載のものから変更することができませんでした。
しかし、iOS7からは入力方法を切り替えられるようになりました。
無料で使える代表的なものは、Shimeji、有料の代表格はパソコンでも
有名なATOKです。
■日本語の入力は誰にでもマッチするただ1つのものはない
どの日本語入力方式がいいかというのは、ひとつに決めることは
難しいと思います。
それは、人によって入力したい文章が違うからです。
ATOKが優秀な日本語変換システムだからといって、誰にとっても
最高の変換効率を示すかといえばそういうことはありません。
年齢によって使う言葉が違いますし、同じ言葉でも
漢字で打ちたい人もいれば、ひらがなにしたい人もいます。
最近の言葉がすぐに辞書に反映されることを望む人もいれば、
パソコンで入力しているのと辞書を共有したい人もいます。
■Google/Shimeji/ATOKなどが利用できます
Googleも日本語変換システムを無償で提供しています。
Googleは著名な人名などは辞書に反映されている印象が
あります。
ATOKはかつて1台のパソコンで使っている辞書を他の機械と
共有することができなかったのですが、今ではクラウドサービスを
経由して共有することができます。
スマホでは無償提供されているShimejiが人気です。
この日本語入力システムは中国の検索大手「バイドゥ」が
開発しています。
中国の企業が日本語入力の開発ができるのか不思議でしょうが、
ご心配なく、開発は日本人です。
■検索エンジンが日本語入力を開発する理由とは?
検索大手で日本語変換入力を一番先に取り組んだのはGoogleです。
目的ははっきりとわかりませんが、グーグルは検索の精度をあげるために
各国語の文章解析は相当なレベルにあると思われます。
その技術を活かすのに変換ソフトはとても有効だったのかもしれません。
バイドゥが開発していたShimejiは変換ログをサーバーに送っていたので
一時ネットで問題視されました。
そのせいで今はそんなことはなくなったと思いますが、
人々がどのような入力をするかは検索エンジンにとって
重要なのでしょう。
■日本語入力にお金を払う価値とは?
いくつか変換システムがある中で、入力が快適になるなら有料でも良いと
考えるのであれば、AtOKを試してみる価値があります。
特に、Mac、Windows、Androidのうち複数のパソコンやスマホ・タブレットを
持っている人であれば、その3つのOSで自由に使えて、月額286円(税別)の
ATOK Passport ベーシックがおすすめです。
変換システムを買えば1万円近くの出費になりますし、1年ごとに行われる
バージョンアップでは数千円のお金が必要です。
毎年新しくする必要はないとしても、何年かに1度は新規バージョンの購入が必要です。
■無料で試用してみるのも一案です
それを考えると、このATOK Passport ベーシックであれば、
3つのOSで自由に使えますし、辞書を共有してくれるサービスも付くからです。
もちろん変換効率は高いので、使っていて快適なのです。
Android晩は無料で15日間試せますので、まず使ってみると良いでしょう。
正規版に移るときは、製品を購入してそのとき送られるシリアル番号を
入力するだけなので、スムーズに移行できます。