■ iPhoneの発売から10年目の節目
2017年1月9日は、アップルがiPhoneを
発売してから10年を迎えた日です。
ちっちゃなiPhone3GSを購入して何に使えるかと
ワクワクした日を思い出します。
あれから徐々にスマホは売れていき、気づけば
スマホは世の中になくてはならないものになりました。
最初のiPhoneの登場から、今のiPhoneに
至るまで何機種も発売されましたが、
基本的にiPhoneは変わっていません。
これは進化が少なかったね、ということではなく、
それだけ最初に作ったコンセプトが素晴らしかった、
ということです。
本当にすごいことなのですよ。
実際には、画面サイズが大きくなったり、
ホームボタンに指紋認証機能が盛り込まれたり、
通知機能やセキュリティ機能の強化などもあります。
こういった取り組みも、常にアンドロイドよりも
先行してやっています。これがiPhoneが常に
支持される理由ですね。
■ 通知機能は使い方を変えた
その中でも私が特にスマホの利便性を高めたと思うのが、
通知機能です。
以前の通知機能は、メールアプリで使えるだけでした。
昔のガラケーと同じように、ロック画面上に
メールの到着を教えてくれるだけでした。
これがiPhoneのどんなアプリからでも通知できるように
改良されたのです。
そして、その通知の一覧がいつでも通知センター
(画面の上から下にスライドさせると出てくる)に
表示できるようになったのです。
通知する・しない、通知方法もロック画面に出すのか、
通知センターにまとめて出すのかなど、アプリごとに
設定することができるようになり、
自分にとって大事な通知だけを選別することもできます。
この通知機能によって
「使って自分から見に行く」スタイルから、
「通知されるまで放っておく」スタイルに
変わったのです。
これはスマホを使う最大のメリットの1つと言えます。
メールやLINEのメッセージの到着はもちろん、
半年先や1年先に思い出したいやることだって
教えてくれますし、メルカリに出品したものだって、
売れたり、いいねされたり、問い合わせのメッセージが
届くとそれを教えてくれるのです。
パソコンの世界では、これができないので、
自分で定期的に見に行くことになります。
こういった細かいところに手が届くようにして
アップルはiPhoneを改良してきたのです。
元々の思想も良く、その後の機能追加もiPhone全体で
洗練された形で実現しているのです。
iPhoneの使い易さはこういうところにあるのです。
今後のさらなる進化に期待しましょう。