スマホのメモリには2種類ある
スマホやタブレットの性能には、大きさや重さ、液晶のキレイさ、動作スピード、などいろいろあります。
その中でも特に注意を払いたい項目が「メモリ(RAM)」と「記憶容量(ストレージ)」です。
この2つの性能はメーカーによって書き方がまちまちなので、混乱しがちですが、性能や使い勝手に大きな影響を与える数値ですので、スマホやタブレットの性能を比較するときには十分注意しましょう。
この2つの数値の意味とどういう基準でこの数値を比較すれば良いかについて解説します。
メモリ(RAM)は動作スピードに直結
メモリもしくはRAMと書かれた数値は、スマホの動作スピードに影響を与えます。
このメモリ(RAM)は、スマホ自身が動作するために必要で、アプリそれぞれが動作する際にも少しずつ使います。
ですので、たくさんのアプリが動作すると、メモリ(RAM)が足りなくなって、動作スピードが遅くなっていきます。
「同時にたくさんのアプリなんて動かさないよ」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「メールが来た!」と思ってメールを見ているときに、電話がかかってくることがあります。
- SNSに投稿されましたと通知されたので、SNSを見る。
- これからの予定は何だったっけとカレンダーを見る。
- LINEのメッセージが来たら友達がおもしろいユーチューブの動画を教えてくれた、クリックして動画を見てみたら、ユーチューブのアプリが開きます。
- 暇だからゲームしよう!とゲームを動かします。
こうやってどんどんアプリは起動されるのです。
このとき、動作が遅くなっていくなら、メモリ不足を疑った方がよいのです。
このように動作が遅くなるのを防ぐためには、スマホのメモリが多い方が良いのです。
どのくらい多い方が良いかというと、今や少なくとも4GB 以上欲しいところです。
最近では、8GBもありバースト機能で16GBなどというモデルも出てきています。
ただ、メモリが多ければその分価格が高くなりますので、バランスが重要です。
4GBは確保したいなというところです。
動作が速く、ストレスを感じたことはほとんどありません。
記憶容量(ストレージ)は保存できるデータ容量
次に記憶容量やROMと書かれている数値は、スマホに記憶できるアプリや動画などのデータの記憶容量のことです。ストレージとも言います。
最近は64GBが最低、128GBや256GBと大容量になっています。
写真が高画質化し、動画も高精細になり容量が増えてしまうからです。
記憶容量が少ないと、アプリを追加できなくなったり、データがたくさん保存できません。
アプリが追加できないと何かを削除して追加することになるので、かなり不便です。
記憶容量が8GBでは使用上かなり制限を受けますので、購入時は64GB以上の記憶容量を選びましょう。
この2つの数値はスマホの動作性能や使い勝手に影響します。 まとめると、
- メモリ:4GB以上
- 記憶容量:64GB以上
のモデルを選ぶと良いでしょう。
コメント