■スマホはアップルのiPhoneとグーグルのAndroidの2種類です
世の中に出回っているスマホを大別するとたった2種類になります。
アップルが作ったiPhoneとグーグルが作ったAndroidです。
他にもありますが、無視できるほどシェアは小さいのでここでは取り上げません。
iPhoneとAndroidの違いは何でしょうか?
表面的には大きな違いはありません。
縦長の文庫本サイズくらいの大きさの液晶を持っている
タッチパネルで操作する
操作の方法は、タッチ、ダブルタッチ、ピンチなど共通である
アプリを起動することでゲームやメールなどをする
アプリは世界中の技術者が自由にアプリを開発できる
アプリはアップル、グーグルの専用ストアで販売される
アプリや音楽を買うときに料金を払うシステムがある
これらの機能はiPhoneもAndroidも持っていて、
これらを見る限り、両者に大きな違いがあるようには感じられません。
ですが、中の作りは全く別物ですから、同じようでかなり違います。
でも、実際店頭で見てみると、電源を入れてアイコンにタッチすると
アプリが起動します。そんな基本的なことをやっていると
ほとんど違いに気づきません。
本当はどんな違いがあるのでしょうか?
■Androidは古いバージョンがあることに注意が必要
iPhoneとAndroidはその生まれに違いがあります。
アップルがiPhoneをまず作り、そのあとグーグルはAndroidを
作りました。
その結果、AndroidはiPhoneの機能を真似しながら
機能拡張してきています。
かつては、操作性を含めて両者には大きな差がありましたが、
最新機種について比較をするなら、かなり差は詰まっている
印象を受けます。
完成度の点では、iPhoneの方が優位と思いますが、
Androidは完成度が低いと言い切るほどでもなくなって
来ています。
それでもAndroidについては注意する必要があります。
それは、今売っているAndroidの端末でさえも、
グーグルが開発したAndroidの最新版ではないということです。
どういうことかといえば、いま日本市場で売られているAndroidの
ほとんどは1世代前のAndroidです。
Androidの最新版が動作するのは、グーグルのネクサスシリーズだけです。
これはある意味当たり前で、グーグルはAndroidを開発していますので、
自分が作った端末はしっかり最新版にできるのです。
一方、グーグル以外のメーカーは、自社端末をAndroidの
最新版に対応したあと、グーグルの認証を受けなければなりません。
その分だけ、市場に出すのが遅れるのです。
その結果、Androidの最新版が動作するのは、
今のタイミングではグーグルの端末だけになっています。
それからもう一つ大事なことがあります。
それは、Androidはバージョンアップがあまりされないことです。
そのためAndroidは、古い機能のままバージョンアップが止まる
端末がほとんどです。
Androidがバージョンアップするたびに、過去の端末まですべて
バージョンアップしようとすると、スマホメーカーは莫大な
開発費をかけなければなりません。
実際それは難しいので、Androidの端末のバージョンアップは
余り行われていないのが実態です。
一方でアップルのiPhoneは津年に最新版が使えます。
こちらは話しが簡単で、アップルが開発と製造を
統べちゃっているから、最新版に確実にアップデートできます。
※ただし、一部の古い機種はアップデートされません。
そのような違いがありますので、古いAndroidを買ってしまうと、
iPhoneとは使い勝手に大きな差があるものもあります。
Androidのバージョン名でいうと、4.4以降であれば問題ないでしょう。