■ iPhoneをはじめ、スマホの購入が鈍っている
このところ、スマホの売れ行きが鈍っているとの報道が続いています。
特に日本や中国では人気の高いiPhoneですら、売れ行きが落ちていると
言われているのですから、やむを得ないことでしょう。
さらに、総務省による民間への介入でスマホの価格を下げ、かつ端末が
実質ゼロ円のような売り方はしてはいけないという指導のもと、
大手携帯電話で契約したときの端末価格が上昇しているのです。
そんなことも加わって、買い控えの現象も起きています。
スマホが高性能で価格が高いことは確かに言えると思います。
そんな中、「iPhone 6sって6とほとんど違いがない」と言われて
いるのですが、そんなことは全くありません。
私の目から見たら、6sと6は大違いです。
iPhone本体の価格では、6sと6は1万円ほどの違いです。
もし、「どっちも同じだから」という考えで6を選ぶなら
それは失敗です。
1万円は、iPhoneを長く使うための投資と思って
6sを買った方が良いのです。
■ 6sに搭載のメモリは従来の2倍でサクサク動作する
iPhoneを使っていて、文字入力で操作が泊まったり、
アプリを切り替えると遅かったり、さっき開いていた画面からアプリの
初期画面に戻ったりすることありませんか?
これらはiPhoneの動作用メモリの不足が原因です。
iPhoneでは動作用メモリの容量を公開していません。
性能として出している容量は記憶容量です。
動作用メモリは、iPhone6sから従来のiPhoneの2倍となりました。
大容量のメモリの大容量かは私は長らく待ち望んでいたものです。
本来なら、画面の解像度が上がった6でもメモリを増やすべき
だったと思うのですが、おそらく端末価格が高くなりすぎるので
見送ったのでしょう。
そして、あまり目立った機能追加がなさそうに見える6sで
メモリを2倍にしたのです。
■ これからの機能向上は6sが基準になる
iPhone6sでメモリを2倍にしたことにより、今後はこのメモリ量が
基準になります。つまり、iOSばバージョンアップするときに、
iPhone 6sの性能を基準に機能アップしていくのです。
その結果、旧機種ではややメモリ不足になったり、性能不足になって、
動作が遅く感じられることが増えてくると思われます。
これは過去のIOSのバージョンアップでも常々見られたことで、
やむを得ないことではあります。
ですので、iPhone 6sか6かで悩むなら、価格差があっても6sを
選んでおくのが長く気持ちよく使うには必要なのです。