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動画は通信費が多くかかる
ユーチューブの動画を見るととてもデータ量を多く使います。
HuluやNETFLIXなどの映画配信サービスも同じように、データ通信量を多く使います。
いずれのサービスも、データ通信速度が遅いときは画質を粗くするなどして、動画の再生が少しでも速く行われるようにしています。
それでも、動画を見る際のデータ通信量は検索をするなどに比べて圧倒的にデータ量が多いです。
最近では、動画が自動的に再生されるアプリも多くなっています。
フェイスブックなどの交流サイトでも、友達が投稿した動画や広告の動画がスマホの画面の中央付近に来ると、自動的に再生が始まるようになっています。
動画が自動的に再生する機能は、アプリの設定により解除できますが、標準の状態では自動再生となっているのです。
再生が始まると面白いからついつい見てしまう、ということになるのですが、こうやって動画を見てしまうとデータ量はどんどん多くなってしまいます。
SIMのデータ量は外で動画を見る量で決まる
格安SIMでも大手のスマホでも、月にどれだけのデータ量を使いたいか、上限を決める必要があります。
その際、一番大きな基準は、モバイル環境で動画をどのくらい見るかです。
モバイル環境とは、携帯電話会社の電波で通信することを言います。 モバイル環境でないというのは、Wi-Fiが使える環境にいる場合です。
ですので、モバイル環境=家の外、とは限りません。
外に行っても、カフェやセブンイレブンなどのコンビニではWi-Fiが完備されているので、接続すればデータ通信量は発生しません。
データ通信量がどのくらいになるかは、Wi-Fiがない場所でどれだけデータを使うかが影響しますが、特に動画を見るかどうかが大きいのです。
動画でも映画のような高画質のものを見てしまうと、2時間ほどの映画を1本見ると1GBを軽く超えてしまいます。
どのくらいのデータ通信量があれば良いか
どのくらいの通信量を確保すれば良いかは、人それぞれの使い方で違いますが、概して言うなら、次のような使い方に大別できると思います。
モバイル環境で動画を見る人
Wi-Fiのないところで月に3本程度の映画を観たいなら、月に7GB~10GB必要でしょう。
もっと長時間みたいなら、容量を増やすより容量無制限のギガ放題(WiMAX)を検討した方が良いでしょう。
動画は見ないが、ゲームはしたい人
動画を見たりはしないけれども、パズドラのようなゲームはしたい人は、意外とデータ通信量がかかるので要注意です。
ゲームの種類や時間に依存しますが、1日に数時間遊ぶと0.3GB~0.5GB程度は必要です。
ですので、1ヶ月で考えるとゲームをよくやる人も7GB~10GBは必要でしょう。
動画も見ない、ゲームも見ない人
動画も見ないし、ゲームもしない人は、基本的にデータ通信量は多くありません。
あとは、OSのバージョンアップやアプリの更新をWi-Fi環境でやるなら、1GBのデータ量があれば足りるでしょう。
Wi-Fi環境がない人であれば、3GB程度は用意した方が良いでしょう。
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