1GBのデータ通信量小さな量ではない
1GBのデータ通信量で乗り切るためには、どういうことに注意をしなければならないかというと、
データ通信量はモバイル(Wi-Fiがない)環境で行ったインターネットとのデータ通信量を減らすことです。
ところがスマホには、いろいろとお世話機能があって、勝手にインターネットに接続します。
お世話機能自体は悪くないのですが、そのお世話機能がモバイルデータ通信しかないときに行われると、自分としてはそれほど使ったつもりはないのにデータ通信量が減ってしまうという事態になります。
そのためには、モバイル環境ではそのお世話機能が働かないような設定にしたり、自分で気をつける必要があるのです。
それらについては、次の記事で解説しています。
「iPhoneで1GBはどのくらい? 実使用量を増やすコツ」
自動ダウンロードの問題点
アンドロイドで自動更新の対象になっているのは、アンドロイド本体とアプリです。
アンドロイド本体が更新されることは、ほとんどの場合が機能向上とそれに伴って発生した不具合の修正です。
アンドロイド本体は容量が大きく、ひとたびこの更新が行われれば、かなり巨大なファイルをダウンロードすることになります。
サイズは数百MBにもなりますので、1GBのデータ通信量があっても大半をこの更新ファイルのダウンロードで失ってしまいます。
これをモバイル環境では行わないように設定しましょう。
最新版への更新が通知されてもその場ですぐにやるのではなく、ダウンロードは必ずWi-Fi環境で行いましょう。
アプリの更新はモバイル環境では行わない
アンドロイド本体と同様に、アプリの更新も頻繁に行われます。
アプリの更新が必要なのは、大きく2つ理由があります。
- アプリの機能向上
- アプリの不具合の対策
ですので、利用者としてはなるべく適時に更新するのが良いです。
ただ、この更新の際に必要になるデータ量は決して小さくはありません。
あるバージョンのファイルサイズですが、たとえば次のようなサイズです。
- LINE:31.60MB
- Facebook:43.97MB
- YouTube:13.74MB
- Chrome:53.07MB
- パズドラ:48.75MB
1GBは1,000GBのことですから、1ヶ月間にアプリは何回も更新されますので、それを積み重ねると1GBの多くを占めてしまいます。
アプリの更新は、時には前回の更新で動かなくなってしまったような、重大な問題が解消されるような大事な更新もありますが、そこまで急を要するようなものはまれです。
アプリの更新は時間があるときに更新すれば良いので、Wi-Fi環境があるところで実施すれば十分です。
アプリの更新を自動実行しない設定
アプリの自動更新はしない設定にする手順をお伝えします。
Wi-Fiに接続しているときに、手動で更新するようにするのです。
【設定方法】
1. 「Playストア」を開き、左上のメニューから「設定」をタップします。
2. 開いた画面内の「自動更新」をタップします。
3. 「アプリを自動更新しない」をタップします。
【アプリの更新方法】
1. 「Playストア」を開き、左上のメニューから「マイアプリ」をタップします。
2. 「すべて更新」をタップして一括して更新するか、各アプリを開いて個別に更新します。
このようにして、上手にデータ通信量をコントロールしましょう。
(つづく)
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