メルカリは商品の配送時に、やりとりしている双方の氏名や住所、電話番号が相手にわからないようにする「匿名配送」を可能にしています。
これが「らくらくメルカリ便」という方法です。
特に女性の方など、相手に住所などがわかってしまうのは不安に感じることもなくなりますし、とても安心できます。
自分で伝票を書いたりする手間も省けるためとても便利に使えます。
メルカリで売買するときは有効に活用したいものです。
商品のやりとりに実住所を伝える不安
らくらくメルカリ便を使わない場合、メルカリで商品を見つけて相手とやりとりのあと購入が決定すると、そこまでは匿名のやりとりだったものが、最後に商品を送付するところで、実名、実住所を使用して相手に送付する必要があります。
商品の購入者はその時点で相手に送付先を通知しなければなりませんでした。
通知するといっても、メルカリ上で住所・氏名を入力しておくことで、商品を発送する相手の画面上に住所が出るのです。
そして、その住所・氏名宛てに送付し、商品が送られることになります。
売り手の方も、宅配便の送付元として住所と氏名の記載をします。
ですので、売買が完了する時には、双方住所氏名を知ることになります。
このとき、特に出品者はちょっと心配になる人もあるかもしれません。
らくらくメルカリ便で匿名配送が可能になった
そんな中、メルカリは新しい仕組みを作ったのです。
それは、ヤマト運輸と組んで双方に住所・氏名がわからない匿名配送を作りました。
これらは何かというと、発送元と配送先の住所・氏名・電話番号をメルカリ上で管理することにより、配送元で配送先の住所・氏名を印刷せず、配送先に届くときには配送元の住所・氏名がわからないようになっているのです。
これが「らくらくメルカリ便」なのです。
メルカリとヤマト運輸は、苦労してこの仕組みを作り上げたのです。
その後郵便局からも送れる「ゆうゆうメルカリ便」もできました。
「らくらくメルカリ便」のメリットは、全国均一料金と自動化
らくらくメルカリ便の特徴は、メルカリのシステム上で売買が成立すると、メルカリのアプリの中から配送の手配までできることです。
らくらくメルカリ便を使うことにより、送料が全国均一になるというメリットがあります。
こうなることで、商品を出品する側は購入者がどこの住所かによって送料が変わることを心配しなくても良くなります。
それから、配送伝票に相手の名前を自動で打ってくれるので自分で書く必要がないことや、配送状況がメルカリ上で確認できることなどがメリットになります。
こういう仕組みを作ってくれるところがメルカリが今でもフリマアプリとしてもっとも人気がある理由ですね。
