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キンドル(iOS)の画面キャプチャ 暗く写る現象の改善方法

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■ キンドルアンリミテッドで画面キャプチャの機会が増える

キンドルアンリミテッドは、月額980円で書籍・雑誌が読み放題になるアマゾンのサービスです。

このサービスによってうれしいのは、書籍も雑誌も読み放題になることです。対象は電子書籍化されたもののうち、アマゾンが読み放題の対象と認めたもので、約12万冊と公表されています。

これまで、雑誌の読み放題としてドコモのdマガジンが人気ですが、このキンドルアンリミテッドはdマガジンの対象外の雑誌も読めるのが魅力です。また、書籍が良い放題になったことも利用価値が上がったとも言えます。

ただし、対象はあくまでも電子書籍です。すべての本が電子書籍になっているわけではありませんし、読み放題に指定されているものも限定されています。

それでも月額980円で読み放題は魅力あるサービスです。


■ 電子書籍のメリットは場所を食わないこと、反面パラパラ読みができない

紙の雑誌と違い、画面上でしか読めない電子書籍には紙の書籍と比較してメリットとデメリットがあります。

メリットとしては、紙が蓄積されないことですし、保管のためのスペースが取られないことです。

書籍を読むときにはスマホやタブレット、もしくはアマゾンの電子書籍端末にダウンロードして読みます。

読むときに保存しておく容量は必要ですが、いらなくなったら消せば良いのです。必要ならいつだってアマゾンからダウンロードして読めるのです。

反面、電子書籍のデメリットは、紙の雑誌をパラパラめくる感じでは読めないところです。

目次があって読みたいページにジャンプできますが、紙の書籍や雑誌のようにパラパラめくることができません。

1枚1枚送っていくしかないのですね。ここは紙に比べると利便性が落ちる点です。

だからこそ、次に書くように記事をスクラップしておくことが大事です。


■ 電子書籍は画面キャプチャでスクラップすることが簡単

どこかで読んだなーとかすかに覚えている過去の記事を探すのは難しいのが現実です。紙の書籍をパラパラめくるよりは、電子書籍をパラパラ見るのとでは、検索性は落ちてしまいます。

そこで大事なのが、記事をスクラップしておくことなのです。電子書籍のもう一つのメリットは、そのスクラップをとりやすいことと、検索性を高めることができることです。

紙の書籍や雑誌では、残したい記事は切り取ったり、コピーを取って保存する必要がありました。

それに比べると、今はワンタッチでスマホやタブレットの画面キャプチャが可能です。キャプチャした写真は、スマホやタブレットに置いてもいいですし、グーグルドライブやEvernoteなど大容量のストレージに保管しておくことができます。

容量は実質無限大ですから、好きなだけスクラップしておくことができます。エバーノートのようにキーワードを付けたり、解説をテキストで入れておけば、あとでの検索も簡単になります。

だからこそ大事な記事は、キャプチャをすることが必要なのです。


■ iPad版キンドルアプリではキャプチャが黒くなる??

大事な記事を振り返るためにもキャプチャが大事なのですが、実はiPadのキンドルアプリでキャプチャを撮ると、画像が黒くグレーがかかって撮られてしまうという症状に遭遇しました。

おかげでキャプチャ画像がかなり読みにくくなります。「なぜ?」

何度やってもグレーがかった状態は取れません。

もしかして、著作権などの理由でグレーにする機能が入っているのかも??

そう思って心配になった私は、手持ちの他の端末でも試してみることにしました。

アマゾンのKindle Fireタブレット、それからAndroidのNexus 7タブレットです。

しかし、いずれの画面キャプチャもグレーな感じはなく鮮明です。

これはどう考えても、iOS(iPad)だけの問題です。

ネットでも調べましたが、これに対する回答を簡単には見つけられませんでした。解決できないとこのまま不満が募るので、アマゾンに尋ねてみることにしました。

時々利用する「チャット」で問い合わせてみることにしました。


■ 画面キャプチャがグレーなのはキンドルの「画面の明るさ調整」機能のせい

アマゾンにチャットで相談をはじめたときには、担当のお兄さんの返事は、

「同じ機会、同じ雑誌を開いてやってみましたが、お客様のいう現象は起きません」
というものでした。

そうかぁ、じゃぁ個人環境の問題かと思っていたら、チャット先のお兄さんより一つの可能性があります、と説明がありました。今回はそれが直接の原因でした。

それは、iPadのキンドルアプリに付いている「輝度調節」なのです。

話によると、アプリは輝度調節をiOSの明るさ設定を変更できないため、キンドルアプリでは「画面全体にグレーの重ね合わせをして明るさ調節をしている」ということです。

つまり、iPadの画面の上に「輝度調節の設定に応じた濃さのグレーの長方形が上にかぶっている」のです。

この状態でキャプチャを撮ると、画面全体がグレーがかってしまいます。

これがわかると対策は簡単です。キンドルの「輝度調節」を「最大」にします。

この状態でキャプチャを撮ると、グレーはなく現職通りの色になりました。

つまり、iPadのキンドルアプリでは、輝度調節は常に「最大」、明るさを調節したいのならiOSの明るさ調整を使って包摂するのが良いということです。

これはアプリとしては良くない仕様なので、iPad版のキンドルアプリの「輝度調節」はなくした方が良いですね。


■ 読み放題を選んで良い人とは

アマゾンの書籍読み放題サービス「キンドル・アンリミテッド」を契約してお得な人は、

提供されている雑誌のうち1冊や2冊はお金を出して買っている人で、スクラップもしている人

ではないかと思います。もしくは、

とにかくたくさん書籍が読みたい人

もいいかもしれません。

月額980円は、とりあえず入っておくかと言うほど安い金額ではありません。

いつでも解約はできますので、1ヶ月間のお試しができるので、まずは一度試してみるのが良いでしょう。

やめるのはいつでもやめられます。

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