スポンサーリンク

補聴器の調整を自分でする場合 スマホ対応ならいつでも可能

補聴器の調整を自分でする場合 スマホ対応ならいつでも可能


■補聴器の調整は静寂な店舗でやっても意味がない

私は自分で補聴器を付けてはいませんが、父の補聴器を買うのに
付き添ったり調整に行ったりしたときにたびたび思うのは、

静寂な店舗で調整した補聴器は外に出た瞬間すぐに意味がなくなる

のではないかということです。

お店から一歩外に出た瞬間に、音の環境ががらりと違います。
家の中に入ったところで、テレビの音や外からの騒音、
家族の日常の音など、さまざまな音があり条件が異なります。

ですから、いくら静かな店舗で補聴器の調整をしても
自宅に帰るとよく聞こえない、と言い出すのです。

しかも、1ヶ月もしないうちに耳は慣れ、最初に店舗で感じたほどのクリアな
聞こえ方ではなくなり、使ってくれないのも現状です。

補聴器は、なるべく使用環境に近いところで、気軽に設定できることが
大事だと考えています。


■スマホで調整が可能になる補聴器が出てきた

ただ、その補聴器の調整器具を外に持ち出して、自宅などの使用環境で
設定してくれるような補聴器のお店ではありませんでした。

安くたって5万円や6万円はしますし、高いと30万円以上もするような
製品にもかかわらずです。

ほとんど売りっぱなしで何もしてくれないという感じです。
かなり重度だった父の場合は特別かもしれませんが、
父は買ってすぐに使わなくなってしまいました。

しかも、2度違う製品を買ってそんなものです。

私は何度もお店に調整に行こうとすすめたのですが、父の足取りは重く
決して行くことはなかったのです。
それは、どう調整しても「どうせ今と変わらない」と思っていたからです。

これには本当に困りました。
そうこうしているうちに父は他界し、補聴器のことは考えなくなっていました。
そんな中、スマホと連携してスマホで調整ができる製品が現れました。


■アップルの補聴器対応は設定ができるだけじゃない

スマホとは無線通信で接続し、スマホのアプリで設定ができるのです。
アップルはiPhoneに簡単に補聴器とつなげることができる機能を
搭載しています。

アップルのiPhoneを補聴器と無線で接続することでできることは、
補聴器の設定機能だけではありません。

  1. iPhoneから補聴器の設定を変えることができる
  2. 位置情報を利用して、場所ごとにあらかじめ決めておいた設定に自動的に変えることができる
  3. iPhoneの音を補聴器に飛ばして、クリアな音で聞くことができる
  4. iPhoneをマイク代わりにできる。相手にiPhoneを渡して、iPhoneに向かって話してもらうと聞き取りやすくなる。
    テレビの音声も小さな音量で聞くことができる
タイトルとURLをコピーしました