ガラケーからスマホに変えたとき、大事なことがあります。
それは、アドレス帳をどうやってiPhoneに持っていくか、ということです。
ガラケーからスマホに変わったときはとても大きな変更なので操作性や何ができるかということが気になりがちですが、アドレス帳データをどうやって持っていくかはとても大事なことになります。
おそらく、ガラケー片手にスマホの電話帳に打ち直す、ということも少なくないと思います。それでも、特にスマホを使い始めてまだ慣れないうちは、その入力操作すらたいへんな時期があるのも事実です。
それに、数が10件や20件なら手打ちでもいいかもしれませんが、数10人あるいは100人以上となるととてもやっていられません。
アドレスをガラケーの赤外線で送る、といったこともアイデアとしてはあるのですが、iPhoneでは赤外線は付いていませんし、アンドロイドでも特に最近は赤外線は付いていない機種がほとんどです。
どうやって解決しましょうか?
方法は3つあります。
- パソコンで一括して変換してiPhoneに送って取り込む
- ガラケーのアドレス帳をQRコードを使って取り込む
- ブルートゥースで送る
パソコンを使えば、短時間で解決できる
もし、パソコンを持っているのでしたら、割とカンタンに解決する方法があります。
手順としては、
- ガラケーのアドレス帳をメールでパソコンに送る(メールもしくはSDカード)
- パソコン上で変換する(変換ソフトは無料)
- 変換したアドレス帳をスマホに送る
- スマホでアドレス帳に取り込む
となります。
ここに書いてある、「パソコン上で変換する」ためのソフトは、携帯電話会社のauが無償で提供してくれています。
下に書いたページにとても親切に書いてありますし、auユーザーじゃなくてもこの方法は使えますので、感謝しながら使わせてもらいましょう。
MacもWindowsでも使えます。
通常、機種変更するとガラケーはネットにつながらなくなりますから、解約前にガラケーからiPhoneに送っておくか、ガラケーのSDカードにアドレス帳全体を保存し、そのSDカードをパソコンに読み込みます。
パソコンを使うことができれば、これによって比較的短時間に移行できます。
QRコードで読み込む
上に書いた方法はパソコンが必要ですので、誰にでもできるというわけではないでしょう。
そういう人のために、パソコンがなくてもできる方法を紹介します。
ガラケーでアドレス帳データを1件ずつQRコードで表示し、それをiPhone側で読み込む方法です。
この方法は、1件ずつ処理するため手間はかかりますが、iPhoneで手入力する手間がありません。
その点で、大幅にラクすることができます。
この場合の最大のメリットは、パソコンは不要ですし、ガラケーもiPhoneもネットにつながっている必要は全くないということです。
ガラケーとiPhoneの間で直接アドレス帳を交換できるので、時間さえかければ大丈夫です。
全員を一括してスマホに持っていこうとせず、自分にとって大事な人からiPhoneのアドレス帳に移していけば良いですね。
QRコードを読むためのiPhone用アプリ
ガラケーのアドレスを読み込むためのiPhone用アプリは、
「サクッと交換 – QR読み書き,写真とMAPの編集送信,顔文字,辞書登録,Bluetoothデータ交換」です。
これをダウンロードして使いましょう。
ガラケーでQRコードを表示したいときは、QRコードの表示するアプリを使います。
ブルートゥースで送る
最後に紹介する方法が、ガラケーのアドレス帳データをブルートゥースで送る方法です。
スマホはブルートゥースを搭載しておりますが、ガラケーは機種によってブルートゥースが使えると思います。
ブルートゥースが使えるガラケーであれば、アドレス帳を1件ずつスマホに送ることができます。
最初はガラケーとiPhoneをブルートゥースで接続できるようにしておく必要があります。
この設定をしておくことで、アドレス帳のデータをiPhoneに送ることができます。
やり方がわかればこの方法は簡単です。
このような手段で、ガラケーのアドレス帳データをiPhoneに移行しましょう。