スマホがもっさりしているとき
スマホがどうも「もっさり」した感じになっているなら、手っ取り早くスマホを再起動してはどうでしょうか?
「再起動って何?」
そういう人もいるかもしれませんが、簡単に言えば「電源を切って入れ直す」ってことです。
家電製品なら困ったときに「ブチッ」と電源切って入れ直しますよね?(笑)
あれのスマホ版です。
スマホを再起動する効果
スマホは動作メモリ(RAM)上にアプリを読み込んで動作する仕組みです。
日常的にアプリをたくさん使いますから、スマホの電源を入れてから長い時間使っていると、動作メモリ上に隙間ができて、メモリを効率的に使えなくなってきます。
スマホにとって動作メモリは動作スピードを決める大事な要素です。
メモリのムダが増えてきたら動作スピードが落ちてしまいます。
こういったときに試したいのが「再起動」です。
スマホを再起動する手順
スマホは通常一度起動すると長い間電源を切ったりしない人が多いと思います。
再起動は、長期間使っていてスマホの調子が悪いときに最もお手軽にできる一つの方法です。
スマホはパソコンと同じような原理で動きます。ときどき再起動してあげると良いでしょう。
【iPhoneの再起動方法】
- ホームボタンがない機種は、音量ボタンと電源ボタンを同時に長押しする。ホームボタンがある機種は、電源ボタンの長押しです。
- 「スライドで電源オフ」が丈夫に表示されるので、○ボタンを押して右にスライドします。
- 画面が真っ黒になったら、再度電源を入れます。
【アンドロイドの再起動方法】
- 電源ボタンを長押しする。
- メニューが現れるので、「再起動」を選ぶ。
再起動でスマホをリフレッシュ
スマホを再起動することは定期的に必要というものではありません。
スマホ自体は、長時間起動しても問題ないような設計になっています。
メモリの無駄使いをなくしメモリを有効に使えるように、不定期に処理が行われるからです。
これ自体はいつ行われるかはユーザーにはわかりませんが、ユーザーがあまり使っていない期間を利用して自動的に行われるので、ユーザーは全く気にする必要がありません。
ただ、上に書いたようにスマホがどうもおかしな状況になっている、と感じるような場合には再起動が有効なこともあります。
たとえば、ネットワークの状態が良くないところにいるうちに、なかなかネットにつながらなくなってしまうことがあります。
あるいは、バッテリの減りが異常に速くなって、アプリを終了させたりするけれども解決しない、というようなときもそうです。
バッテリの減りが通常より異常に速いのは、位置情報をと取得するアプリがずっと位置情報をとり続けてしまうために、バッテリの消費が多くなってしまうなどが原因と考えられます。
こういったときは再起動すると一発で直ったりします。
再起動すると、スマホの状態が正常化されるというメリットはありますが、常に何か効果を感じるわけではありません。
とはいえ、徐々に動作メモリのムダが発生して動作がおかしくなっているのをきれいにすることができます。
人がリフレッシュするのと同じで、時には再起動もしてあげると、スマホ君も元気になりますね。
そんな感じで再起動を捉えるといいかなと思います。
再起動以外にもリフレッシュの方法はある
再起動をしてもスマホの「もっさり」感が解決せずイラつくようでしたら、いくつか原因が考えられます。]
- スマホのメモリが足りない
- 記憶容量が足りない
- 速度制限にかかった
の3つについて解説しています。
併せてお読みください。
参考記事
~スマホのネットが遅い原因は?サクサクを取り戻す3つの対策~
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