■ アマゾンからテレビを見られるセットトップボックスが発売された
2015年10月にアマゾンから、アマゾンのビデオサービスをテレビで
楽しむための製品を2つ発売開始しました。
ひとつはアマゾン Fire TVで、もう一つがアマゾン Fire TV スティックです。
Fire TVは小型の箱形をしたセットトップボックスで、Fire TV スティックは
テレビに挿すだけで使えるライターを少し大きくしたような大きさのものです。
この2つの違いは別の記事で書きますが、まずはこのアマゾンFire TVとは
何者かを解説しましょう。
■ 特長はネット配信の映画やドラマを簡単にテレビで見ること
アマゾンFire TVの特長を一言で言うと、
「スマホやタブレットでしか見ることのできなかった、
オンデマンド配信サービスの映画やドラマを
簡単にテレビでも見られるようにした箱」
ということになります。
スマホやタブレットで見ている画像をテレビに出力する方法はありましたので、
テレビで見る方法が全くなかったわけではありません。
しかし、スマホはもともとテレビ出力を主に作られているわけではなく、
スマホやタブレットの主機能に加えてテレビにも出力できるという
付加機能の位置づけです。
ですので、テレビに出力するには単にテレビとケーブルで接続するだけではなく、
スマホからテレビに出力するための操作が必要でした。
また、テレビ出力する専用機器ではありませんので、コネクタの耐久性も十分とは
言えませんし、発色も十分とは言えないのが実情です。
そういった、映画配信サービスの映像をテレビで楽しむために作られたのが
アマゾンFire TVなのです。
■ ユーチューブやhulu、NETFLIXだって大画面で見ることができる
アマゾンFire TVは、アマゾンのビデオだけが見ることができる
ワケではありません。
ユーチューブはもちろん、huluやNETFLIXと契約してそのサービスを
利用することだってできます。
こういうことができるのは、アマゾンFire TV自体がAndroidを
ベースにしたFire OSですので、アプリをインストールして
楽しむことができるようになっているからです。
Fire TV用のアプリとして、ユーチューブやhulu、NETFLIXが提供されて
いるということなのです。他にもゲームなどを楽しむこともできます。
これらのサービスを利用することによって、アマゾンが配信している
映画やドラマだけでなく、他のサービスも利用できることで
見ることのできる映画やドラマの番組が一気に増えるのです。
ユーチューブにだってたくさんの映画が配信されていますから
それを大画面で見ることができるのは楽しいのです。
このように、アマゾンFire TVはアマゾン以外の映画もいつでも
呼び出して楽しめるセットトップボックスなのです。