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Suicaはケータイに持たせるか?別々に持つ方が便利な理由

■ケータイとSuicaの一体型は便利か?

ガラケーの時代にSuica機能を搭載したケータイが作られ
ました。それ以来、電子マネー機能はケータイに必須のように
なってきました。

電子マネー機能がケータイと一体化していると便利なのでしょうか?
私は、電子マネー対応のケータイが発売された当初から、電子マネーと
ケータイは分けて考えた方が良いと考えてケータイでは使っていません。

電子マネーはもっぱら専用のカードに任せています。
電鉄のPASMOを追っているからです。

なぜケータイと一体化しない方が良いのでしょうか?
それは、紛失時や機種変更時の対応が面倒だと考えたからです。

なぜかというと…
電子マネーが入ったカードにはすべて機器番号が付いていて、
その番号によって電子マネーは管理されています。

この機器番号は電子マネーを管理する会社のサーバーで管理していて、
残額を含めすべて記録されています。
あなたが電子まーでお金を使うと、このサーバーに通知されます。

もちろん、電子マネーをチャージしたときも同様に、サーバーに
チャージが記録されて、あなたの電子マネーの残高は増えるのです。
このとき、すべて機器番号で管理されています。

では、もし電子マネーの入ったカードをなくしたらどうなるでしょうか?
生年月日、指名など、発行時の情報と一致するならば、再発行されます。
もしくは、カード裏面にあるカード番号を控えておけば再発行できます。

そして、紛失前のチャージ金額は補償されます。
Suicaの場合、再発行手数料510円とカードのデポジット500円が
かかります。紛失した分のデポジット500円はなくなります。

これが通常の電子マネーの話しです。
これに対して、この電子マネーがケータイと一体化している場合、
ちょっと面倒なことになります。

■ケータイと電子マネーが一体化している場合

一方、ケータイに電子マネー機能を持たせている場合、
端末が変わることが結構起こります。
紛失だけでなく、呼称や機種変更もあります。

こういう旅に、電子マネーの機器番号は変わりますので、
都度新しいケータイの電子マネーに切り替えをしないと、
あなたが旧ケータイで使っていた電子マネーは使えません。

2年程度で機種変更する人は、そのたびに
Suica/PASMO、nanaco、Edyなど電子マネーの残高を
新しいケータイに映さないといけません。

この切り替えの手間は、スマホのアプリでできたりするのですが、
電子マネーごとにそれぞれの手順でやらないといけないのです。
この手間は小さくないと考えています。

電鉄の定期を使っている場合は、すぐに切り替えられないと
困りますよね?
定期だけでなく他の電子マネーも同じでしょう。

もちろん、電子マネーをケータイと一体化しているメリットは
あります。電子マネーの残高をいつでも見ることができます。

家計簿を付ける主婦には、買い物の履歴が確認しやすくて
便利かもしれません。

ケータイに電子マネーを持たせることは、複数枚の電子マネーカードを
持ち歩く不便さはなくなりますが、紛失時や機種変更時の手間、
使用時の使い勝手を考えると、一体化しない方が便利ではないかと思います。

これはみなさんそれぞれの使い方、考え方があると思いますので、
メリットとデメリットを考えて決めると良いでしょう。

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