■WEbサイトをタブレットに最適化するかPC画面を見せるか
スマホでパソコン用にレイアウトされたウエブサイトを読むのは
ちょっと面倒なので、なるべくスマホに対応した方が良いことと
その対処方法について書きました
【参考】サイトのスマホ対応のメリット 読みやすくなることが一番重要
では、タブレットに特化した画面は必要でしょうか?
多くの場合、PC用で問題ないと思いますが、昨今の売れ筋タブレットは
ちょっと小ぶりな7インチサイズが多いので、悩ましいところなのです。
7インチクラスの画面サイズでPC用のウエブサイトを見た場合には
文字が小さく感じる人の方が多いでしょう。
自社のサービスを紹介しているウェブサイトでは、横幅はPC画面を想定して
作っている場合が多いでしょうし、ブログであってもサイドバーが左右にあり
横幅を広く使ったテンプレートを利用している人も多いと思います。
そんなサイトをタブレットで開くとどうしても主となる文章の文字が
小さくなってしまうという欠点があります。
それでも、スマホほどに画面が小さくないので、読みたいところを拡大しながら
読み進めることはできるでしょう。
ただ、もう少し読みやすさを追及するのでしたら、スマホ同様に
タブレット用にレイアウトが変わるレスポンシブを採用するのも良いでしょう。
■レスポンシブの欠点
ウエブサイトをレスポンシブにすると、スマホ、タブレット、PCと端末の
画面サイズや解像度に合わせてレイアウトを変更し読みやすくすることができます。
これがレスポンシブの最大のメリットです。
では、一方レスポンシブの欠点は何でしょうか?それは
「サイドバーなどのレイアウトがかわり、ヘッダーや主文・サイドバーなど
デザインされた情報の一覧性が損なわれる」
ことです。
人がサイトを訪れたとき、サイトに何が書かれているかを数秒で判断しますが、
レスポンシブに作られているサイトは、トップのメニューやサイドバーの位置が
変わってしまいます。多くの場合縦に並ぶことになります。
どのように見栄えが変わるかは、レスポンシブの作り方によりますが、
文字を大きく読みやすくする以上、そこに入りきらない情報は画面の上か下に
追い出すしかありません。
ですので、レスポンシブにする際にも、自分が発信したい情報が読み手にわかりやすい
レイアウトになるものを選ばなければなりません。
WordPressを使ってブログやウエブページを作っている人は、レスポンシブ対応の
テンプレートを使うことで解決できます。
どのテンプレートを選ぶかは、PC用画面で判断することはできません。
タブレットやスマホでレイアウトを確認して、自分が発信したい情報が
読みやすくレイアウトされていることを確認することが重要です。