■スマホのバッテリは、持ちが良くなっているがそれでも十分とは言えない
スマホのバッテリは、かなり使い方に依存しますが、余り使っていないときでも
インターネットと通信をしますし、設定やアプリによっては頻繁に動作して、
バッテリを消費指定し舞います。
せめて1日動作したら良いですが、動画を見ることの多い人は1日持たないでしょうし、
充電できる場所や時間がなければ、途中で使えなくなってしまいます。
まちなかにある充電ステーションに寄れたら良いでしょうが、充電には時間が
必要ですし、仮に30分程度充電したからといって、十分とは言えないでしょう。
そういうときに役立つのが、モバイルバッテリと呼ばれるものです。
大きさはさまざまですが、スマホと一緒に持ち運べる程度のもので、
スマホの充電口にケーブルを挿すと、充電できるというものです。
モバイルバッテリの最大のメリットは、
持ち運べて、 スマホを使いながら充電できる
ということに尽きます。
■モバイルバッテリを選ぶ方法 出力と容量に気をつける
スマホ用のモバイルバッテリを選ぶ際には、注意すべき数値は2つあります。
バッテリの出力:A(アンペア)
バッテリの容量:mAh(ミリアンペア・パー・アワー)
まずは、バッテリの出力に注意が必要です。
スマホですとほとんどの機種で1Aがあれば十分です。
1Aより小さい出力のモバイルバッテリでは充電されない可能性があるので
注意が必要です。
タブレットも充電したい場合は、これより大きなものが必要です。
タブレットはスマホよりも大きなバッテリを持っていますので、
出力が2Aのものを捜す必要があります。
次にバッテリの容量ですが、これは何回分の充電をしたいかをまず想定しないと
いけません。バッテリが1日もたない人は、何回フルに近い充電ができたら良いか
考えてください。
1回でいいのか、2回必要なのかですね。
そして、スマホ本隊のバッテリ容量を見てください。
3000mAhのバッテリを持つスマホであれば、その容量以上の容量を持つ
モバイルバッテリが必要です。
ただ、気をつけたいのは、実際にはモバイルバッテリが示している容量ほどには
使えないと考えた方が良いのです。
製品にもよりますが、製品に記載の容量の7割から6割程度と思った方が
良いでしょう。仮に5000mAhのバッテリがあるとしたら、実際に使えるのは
その6割から7割程度、3000mAhから3500mAhと思っておいた方が無難です。
■モバイルバッテリは付加価値の勝負になっている
モバイルバッテリの出力と容量を決めたら、次に考えるべきことは
どれにするかです。
最近はいろいろなタイプが出ていますので、使い方を考えて選ぶと良いです。
たとえば、
○モバイルバッテリが本体にくっつくもの
磁石によりスマホにくっつくため、本体と一体化して使えるのでとても便利です。
○SDカードリーダーの機能が付いたもの
スマホ本隊の容量が少ないので拡張したい人は、SDカードが便利です。
アイフォンのようにSDカードスロットがないモデルでは特に有効です。
家のレコーダーで録画した番組をSDカードに入れておけば、気軽に観ることが
できて便利です。
こういった付加機能も併せて選ぶと、モバイルバッテリをより効果的に
使うことができるでしょう。