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スマホのファイルを共有するアプリ 送る相手で選ぶことが重要


■ スマホが高機能になるほどパソコンと連携が必要になる

あるスマホで撮った写真を別のスマホに送りたいときどうしますか?
たいていの場合、メールかLINEで送るのではないでしょうか?

数枚ならそれでも良いですが、旅行の写真のように数10枚や100枚を
超えるような場合はどうしましょうか?

または、パソコンで作ったプレゼン資料をスマホやタブレットに入れて
プレゼンに備えたいときどうするでしょうか?

スマホやタブレットでできることが多くなり、必ずしもパソコンを
持ち歩かなくても良くなっています。

一方で、パソコンを持ち歩かなくても良いようにするには、パソコンの
データをどうやってスマホやタブレット持っていくか?ということが
重要になります。

スマホとタブレット、パソコンとスマホ、といったように
違う機器間で同じデータを持たせる方法は、送りたい機器が誰の
持ち物の機器かによって違います。


■同じ人が持つ異なる機器にファイルを送りたいとき

あるパソコンにあるファイルを別の端末に送りたいとき、
それがひとりの人の所有物であるなら、

iPhone、Androidを問わず、またパソコン、タブレットに関係なく
ファイルを送ることができるひとつの簡単な方法は
無料のストレージサービスを使うことです。

有名なのはDropbox(ドロップボックス)です。
インターネット上にある無料のファイル空間のことです。

インターネット上にあるといっても、それぞれ個人ごとに守られて
いますし、データが失われないようサーバーのデータは3箇所に
分散して保存されています。

このドロップボックスを無料で登録すると、すぐに2GBという広大な
空間が使えるようになります(無料)。

この空間をパソコン、スマホ、タブレットのいずれを使っても、
ファイルを見たり端末に取り込むことができるようになります。

パソコンでは常にこのDropboxフォルダと同期させることができます
ので、パソコンでファイルをDropboxフォルダに入れると、すぐさま
インターネット上のDropboxサーバーに保存されます。

それを、スマホやタブレットのDropboxアプリを使えば端末に
取り込むことができるようになります。反対に、スマホで撮った写真を
すぐにDropboxに入れるようにもできます。

Dropboxのほかに、boxというサービスもあります。
こちらは10GBと大きな空間です。より大きな空間が無料で
欲しい人はboxを検討しても良いでしょう。


■ 自分以外の人に送るならiPhoneのAirDropが便利

自分のスマホであれば上記の方法で良いですが、近くにいる
友達に送りたい場合、iPhoneであればAirDropが簡単に使えます。

両者のスマホでAirDropを開いて、相手のiPhoneを見つけたら
そこにファイルを送ります。

AirDropは、iPhoneの画面の下から上にスワイプすると現れる
画面上にあります。

送りたいファイルを選んで、「アクションボタン」にタッチすると
送ることのできるiPhoneが一覧されます。
この中から送りたい先を選べばファイルが転送されます。

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