■ 子育てをするようになると、パケットが足りなくなる!?
子どもが生まれると、主婦(主夫)は家にいる時間がどうしても長くなります。家にいるだけでなく、買い物に出たり子どもを遊ばせるために外に出ることも多くなります。
子育ての間はどうしても子どものそばにいてあげないといけませんし、できることはスマホを触るくらいしかないことも多く、ついついスマホを利用する時間が長くなります。
そこで起きてくるのが「パケットが足りない問題」です。
動画を見るなどしてスマホを使いすぎると、契約している月の上限のパケット量を超えてしまい、スマホのインターネット速度が劇的に遅くなってしまうのです。
これは「速度制限」と呼ばれる制限で、多くのスマホでは必ず付いてくる制限です。
インターネットは公共財産なので、みんなで公平に分け合って使うべきものですが、使いすぎの人は「あなたは使いすぎです」ということで、使い方が制約されてしまうのです。
■ 速度制限を解除するには、パケットを買うかWi-Fiを使う
この速度制限には、2種類あります。
(1)1ヶ月の上限を超えた場合で、上限を超えた時から月末まで速度制限が続く
(2)3日間の上限を超えた場合で、直前3日間の容量が上限以下になるまで速度制限が続く
速度制限になるとネットを使うアプリの動作速度が軒並み遅くなります。実はスマホの性能はネットの速度にかなり依存しています。
ですから、ネットが遅くなるとスマホの動作も鈍くなるのです。
速度制限になったときには、まずはWi-Fiを使うようにしましょう。Wi-Fiでは速度制限を受けることがないからです。
普段からWi-Fiがあるところでは極力Wi-Fiを使った方がパケットの節約になります。それにはWi-Fiを常にオンにしておくことが大事です。
最近のスマホはWi-Fiでバッテリの減りは以前よりも少なくなりましたから、パケットの無駄遣いをしないためにもWi-Fiを常にオンにしておきましょう。
ただ、Wi-Fiは常に身近にあるわけではありません。Wi-Fiも少なく、パケットもつい使いすぎて速度制限になる人はどうしたらよいでしょうか?
■ データ通信量無制限のSIMを使う
パケットの上限に引っかからないようにするためには、データ通信量を無制限にすることはひとつの解決策です。
今お使いのスマホがドコモまたはSIMフリーの端末であれば、割と簡単に通信量を無制限にすることができます。
その方法には2つあります。
・U-Mobileの「LTE使い放題」(月額2480円〜)を使う
・スマモバのSIM(1980円〜)を使う
この2つはどちらもドコモ回線です。したがって、ドコモの端末またはSIMフリーの端末で使うことができます。
ソフトバンクやauに加入している人でも、2015年5月以降に発売された機種で、契約から半年以上経過している場合はSIMフリーにできます。
iPhoneではiPhone6s, iPhoneSEが該当しますし、他の最新型スマホはほとんど対象です。
SIMをネットで注文して、自宅でSIMを差し替えるだけで通信量無制限にできます。SIMの交換は難しい作業ではありません。
その際、今の契約を解除するのを忘れないようにしましょう。
もし、電話番号そのままに他社に移る場合(MNP)では、今のスマホの契約の解除は不要です。新しい契約に切り替わると同時に原稿の契約も解除されます。
使い放題を利用しておけば、子育ての最中も映画やドラマを観て楽しむことができます。